昭和32年卒の池田宏さんが写真展を開かれます

場所:フレームマン・ギンザ・サロン

中央区銀座5−1 銀座ファイブ2F 03−3574−1036

日時:2012年10月5日(金)?10月11日(木)

   期間中無休/開館時間10時?19時

   (オープン初日は12時?/最終日は17時閉館)

 中学生の時、1911?12年アムンゼン隊(ノルウェイ)スコット隊(英国)が南極点到達の探検旅行に成功したことを知り、「僕も南極探検家になろう」と心に決めた。                 

 実現したのは、東京オリンピックから3年後、N.Y.の旅行会社が募集した南極探検クルーズ。世界中の南極大陸に立ちたいと思っていた約50名の一員に加わった。

 日本では想像もつかない、美しい大自然の氷の世界に心をうばわれてしまい、恋に落ちいってしまうと、もっともっと知りたいと心が熱くなり、45年間に24回も氷の世界を訪れることになってしまった。

 日本の37倍もある氷の世界。何万年、何十万年もの氷の世界。大陸の奥から何千キロもの旅をして氷河が南極海に到達すると、風と波を利用して大自然の神が色々の美しい氷山の芸術作品を創り出す。探検船は南極海の大ギャラリーの作品の間を航行して行く。

 眼の前を通り過ぎる氷山をカメラで記録した、ほんの一部を展示してみた。

 写真に撮った多くの氷山は、北上しつつ海の水へと姿を消してしまうのだ。(池田 宏)