第16回「写真の早慶戦」のお知らせ

10月10日(木)から翌週水曜日までの一週間、東京・新宿御苑前のフォトギャラリー「シリウス」にて、早稲田大学写真部と慶応義塾大学カメラクラブのOB会共催で「写真の早慶戦」を開催します(日曜日は旧館)。知人・友人お誘いの上、ぜひご覧ください。

小川忠博さん(昭和40年卒)から写真展のお知らせ

残暑のお見舞いを申し上げながら、恐る恐る またまた東北の地での写真展のご案内を差し上げます。

紅葉の盛り、そしてあまたの温泉の里などへの旅の中、ちょっと覗いていただけると幸いです。

カメラマン生活60年、印刷媒体だけを発表の場としていて、私自身は写真展示をまったく考えていなかったのです。

それが、小杉 小次郎画伯のお声で初めて2020年,池田20世紀美術館での「縄文」展を手がけてから、縄文人が歩き出したかのように展示が続き、この4回目のご案内をすることとなりました。

今回でもこの縄文人の歩みは止まらない気配もあり、ただただ、ウロウロ、オロオロしながら、しばらく歩を進めております。

小川忠博

花巻市博物館

〒025-0014
岩手県花巻市高松第26地割8番地1
電話・FAX TEL: 0198-32-1030
FAX: 0198-32-1050
開館時間 8:30-16:30
休館日 12月28日-1月1日(臨時休館あり)
入館料 大人350円、高校生250円、小中学生150円

※花巻市博物館、宮沢賢治童話村、花巻新渡戸記念館との共通入館券もあります。
駐車場 有(普通車60台、大型バスは童話村駐車場へ)
ホームページ https://www.city.hanamaki.iwate.jp/bunkasports/bunka/1008981/index.html
アクセス 新花巻駅から車で3分、花巻駅から車で15分
JR新花巻駅よりバスで2分(JR花巻駅よりバスで17分)、土沢線「賢治記念館口」バス停下車後徒歩5分

 

早大写真部OB(2019卒)の猪股大輝さんが中心になり7月2日(火)から写真展を開催します。

早大写真部OB(2019卒)の猪股大輝です。

今年度も近年早大写真部を卒業した卒業生一同で写真展を開催する運びとなりました。

下記にて実施予定でございます。
日時:7月2日(火)7日(日)
時間:(平日)11:0019:00、(土日)11:0017:00
会場: 弘重ギャラリー(恵比寿駅徒歩57分程度)
URL: https://hiroshige-gallery.com/exhibition/20240702/

例年通り会場でカフェ利用することも可能です。
直前のお知らせとなり恐縮ですが、
もしよろしければお越しくださいませ。

昭和38年卒 日下田紀三さんがテレビで紹介されます。

日下田紀三氏

写真家・屋久島セミナー主宰・町立屋久杉自然館館長。1940年栃木県生まれ。1963年早稲田大学卒、NHK入社。1981年退社、屋久島移住。撮影、執筆、講演などフリーとして活動『屋久島自然観察ガイド』より

BS-TBS

ドキュメントJ

6月30日 日曜日午前10:00-11:00 #225『屋久島の記-写真で綴る、島の記録と記憶

大隈講堂は工事中

あの馴染み深い大隈講堂の姿が今は見られません。4月17日—8月2日まで、大隈講堂は鐘楼部の修繕工事中です。

ここで私事ですが、現在、5年任期の非常勤嘱託専門職員として、週三日間、母校の演劇博物館で仕事をしています。コロナ禍でそれまで編集部員として働いていた月刊のカメラ誌が2020年に休刊。同時に編集部も解散となり、業務委託の立場だった私は仕事が無くなってしまいました。(その際のいきさつはこちら

もちろん、フリーのカメラマンの仕事など、その時期には全くなくなってしまいました。とはいっても、無収入ではいられないので色々と職を探していたところ、たまたまデジタル関係職種の公募で演劇博物館の仕事を見つけ、応募したところ採用となりました。4年間通った大学を卒業して30年。再び母校に舞い戻り、今度は職員として60歳過ぎまでの5年間を早稲田で過ごすことになりました。以来、勤め始めて、はや4年生となり、残る任期はあと1年半と少しとなりました。

演博での仕事は、主に館蔵デジタルデータの維持管理と、館内展示や収蔵品の撮影、館主催イベントの動画撮影・編集などです。この4月からは仕事が増え、科研費や文化庁などの外部予算による事業の管理なども担当することになり、管理的な仕事が多くなってきています。非常勤嘱託とはいえ、5年生にもなるとややこしいペーパーワークが多くなってきて気の重い日々。管理職として身を削っていたサラリーマン時代が思い出されます。

ところで、演博や早稲田大学に限らず、昨今の大学の教職員はほとんどが任期付きです。これは、政府が打ち出した非正規雇用の長期化を防ぐための政策が裏目に出ている現状に他ならず、任期付き教職員の「雇い止め」続出で導入当初は大問題になっていました。このような事態を招いた国の労働施策はまさに「ザル」でしかなく、多くの若い人々を経済的に不安定な状況に追い込み、この国を衰亡の淵に導いた者たちの罪は非常に重いと感じています(これもアベの政策でしたかね)。

参考:
https://www.bengo4.com/c_5/n_3989/
https://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/seigan/189/yousi/yo1893037.htm
https://dot.asahi.com/articles/-/107337?page=1
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/295bc6650ac064a2efe0e4e69a23e77337dc63ed

助手や助教などの研究員は3年を超えて同じ部門には居られません。常勤・非常勤の嘱託職員の年限は5年で、同じ部門での再任はできません。専任職員(いわゆる正社員)も、ほぼ5年で転属になります。実務の多くを担っていただいている派遣職員は3年任期です。そのため演博でも常に人員の入れ替えがあり、学芸員や研究員も任期付きなので、専門的な知識がついた頃に館を離れざるを得ず、専門博物館として社会の期待に応えられる人材が不足しているという状況があります。

しかしながら、このような雇用環境のもとで実際に勤めてみてわかったのは、功罪の両面があったことです。

功の一面として挙げられるのは、人材が流動的になる点です。演博経験者が他の施設・団体に移ることで、外とのネットワークが自然と出来上がってくるのです。演博で数年間務めた人が他の施設でまた働く。逆に、他の博物館で働いていた人が演博で働き始める。その繰り返しで、演博経験者が社会に多く出て、さらに外でまた大きくなってゆく、という機会が出来上がってきているのです。まさに校歌にある『集まり参じて人は変われど、あおぐは同じき理想の光』です。

さて、私の任期もあと1年半あまり。私の後任者や演博を愛してくれる人々、そして来る2028年に創立100周年を迎える演劇博物館に、私は何を残してあげられるでしょうか。(了)

現役春季展にいってきました。

今年はじめての写真展、春季展にOB4名で訪問しました。

幹事長と部員が案内してくれましたので今年の状況をいろいろと訊くことができました。新入部員は20数名でこれからまだ増えるようです。班活動では今度フォトブックの業者のかたがきて説明会を開いてくれるそうです。暗室作業もさかんに行っているようです。

 

「煙花三月」

「スマホで切り取る、至福の時」というテーマで11人で撮影して一つの作品を制作したそうです。

「めぐる季節」

「オリオンに捧ぐ」

(左)「氷雪、春の銀白たるや」(右)「彩花、春は華やぐ」

「雨の小道」

「春日和」

「僕らの星空」

「六花」

「写真を求めて」

「鰻」

「うらら」

今年はいろいろなジャンルの写真があって今後が楽しみでした。

次は夏に夏季展を開催しますのでぜひOBのかたも足を運んでください。