前回2020年11月以来となりますClub銀燕チャリティ鉄道写真展2024を開催致します。
・開催期間:2024/1/12(金)~1/17(水)
・時間:10時~20時 (12日は15時から、17日は16時30分まで)
・場所:セシオン杉並 展示室(最寄はメトロ丸の内線東高円寺駅など)
・入場無料です。作品&ポストカード類を販売します。
なお、早大写真部OBとしては寺尾の他に、鈴木剛さん、酒井敏寛さんも出展します。
寺尾健太郎(平11年卒)




早稲田大学写真部OB会
写真展のご案内
長く続いた猛暑のあと、いつのまにか秋色深まる季節となりました。
お変わりありませんでしょうか。
このたび個展を開くことになりましたので、ご案内を申しあげます。
2023年11月6日
平嶋彰彦
■平嶋彰彦写真展「東京ラビリンス/カラー」
2023年11月17日(金)
11月25日(土)/11:00
19:00
※平嶋彰彦と大竹昭子によるギャラリートーク
11月18日(土)16:00
(要予約、参加費1,000円)
会場 「ときの忘れもの」
〒113-0021文京区本駒込5-4-1 LAS CASAS
Tel.03-6902-9530
2009年に毎日新聞社を退社したあと、東京の街並みを撮影してきました。
今回はその中から、大竹昭子さんによる監修で、作品20点を展示しております。
お忙しいところ、恐縮ですが、ご足労いただければ幸いです。
●写真展とは別に、「ときの忘れもの」のブログでエッセイの連載をしています。
平嶋彰彦のエッセイ「東京ラビリンス」のあとさき その27 : ギャラリー ときの忘れもの (livedoor.jp)
●また、大学写真部時代の旧友たちと街歩きを続けています。「街歩きNo.118/新宿、新大久保」
https://photos.app.goo.gl/jrZBgGFCGdeDURHPA
あわせてご覧なってくださるとありがたいです。
2023年度 幹事総会を開催しました
2023年6月30日(金)、幹事、監査役、顧問が出席し、今年度の幹事総会を開催しました。
通常の報告、承認事項に加え、今回は会計担当幹事交代の件、第15回「写真の早慶戦」結果報告などが承認されました。
内容は
増田智代表幹事より会計担当幹事を多久彰紀幹事より平沢統幹事へ変更の報告があり、承認されました。
これに伴い、会則の一部変更を承認しました。
「第一条 (名称及び所在地)本会は稲門写真クラブと称する。所在地は会計幹事の住 所とする。」と変更する。
〇会計担当幹事は昭和44(1969)年卒 多久彰紀さんが約11年間担当され、前代表幹事白谷達也さんとともにその間会費制、予算制の導入、財務分析などに尽力されました。
新会計は平成3(1991)年卒 平沢統さんが担当されます。
写真展の収支報告及び出品数等の状況について報告を確認しました。
〇早稲田の出品数は60作品枠に対し49作品(慶応は64作品)。
〇期間中の来場者は630人で、過去平均実績よりも約100人減でした。
〇人気投票結果は早稲田146票、慶應200票、引き分け128票となりました。
通算で早稲田の4敗1分けとなり、今後の対応について意見が交わされました。
〇今回から導入したスマホ投票は全投票数の25%で、今後も継続する旨確認されました。
2.一般活動報告として、コロナで活動停止していた現役写真部の写真展が再開され、当会として部活動支援費を提供しました。
3.2023年度予算について提案、承認されました。
4.第16回「写真の早慶戦」は2024年秋開催予定で慶応と共に準備に入っている旨報告されました。
次回テーマ部門は昭和42(1967)年卒 漆原勝造さん提案の「Life(生きる)」(仮)をテーマ候補として打ち合わせをしています。
人気投票はテーマ、自由の二部門に分けて実施する案を慶応側に提案しています。
5.当会の課題と対策
若手卒業生の志向の変化及び当会員の高齢化の為、当会の活動が低下しているという課題について、今後も継続して取り組む旨確認されました。

山梨県立美術館での「縄文ーJOMONー展」に引き続き、今度は秋田県立美術館での写真展の開催です。
秋田県立近代美術館アクセス
https://common3.pref.akita.lg.jp/kinbi/kotsuannai.html
昭和31年卒・外山晴彦さんが七月十八日に九十歳で永眠したしましたとのこと息子様よりご連絡いただきました。
今年ようやく早稲田祭が11/5(土)、6(日)の2日間開催されました。写真展には二日で2000以上の来場者があったそうです。


今年は80点以上の出品があり、コロナ前の100点に戻りつつありました。
そして13日には合評会を行いました。OBからは菊池さんと塩澤さんに同行していただきました。


東北旅行で出会った光景。光と石仏に魅せられて撮影したそうです。ディテールの再現を大切に表現したかったそうです。そういわれてあらためてみるともう少し詳細に表現できたほうがよいと感じました。この作品はモノクロフィルムをスキャンしてデータ化してプリントしていましたが、OBの菊池さんはモノクロフィルムをマクロレンズを使った複写方法でのデータ化のほうが高精細であることを話していました。

被写体は様々ですが撮影者独特の距離感が感じられる作品で前の作品と通ずるものがありました。何気ない風景やものを撮影していても個性が感じられるのは大切なことですね。

身内を撮影した一枚。なにげない一瞬をとらえた良い表情でした。OBの塩澤さんからピントが目にきていないのは残念であるし、それを発表するのは鑑賞者にとっても残念であると指摘がありました。そして写真は今しかない瞬間を撮っている真剣勝負だからその時を大切にしてほしいと話していました。

東北旅行の記録だそうですがHさんの作品の中では一番力が抜けていて自然であるにもかかわらず作品として成立しているものもちらほらありました。

とにかく目立ちたいというHくんの第一声からはじまりました。ヨーロッパで宿なしで一か月放浪してきたときに撮った写真だそうです。シャッターを切った瞬間から今は手から零れ落ちていくその連続を描いているそうです。写真と文章の並列展示でしたが写真だけのほうがいいのではという意見もあるくらい本人は執着がない写真が主張している印象でした。塩澤さんからは生きてて楽しい?という質問に戸惑いもありました。

夜のレインボーブリッジを歩いて渡った時の写真でそうです。きれいな夜景の橋の写真ではなく物体としての魅力を撮りたいと思いこの作品になったようです。モノクロで橋のいろいろな角度でアプローチした写真はひとつの作品として成立していました。塩澤さんからは縦横を意識した構図づくりがあったほうが橋が建造物として際立ってよかったかもしれないですねと指摘がありました。

庭園のなかのコスモスと高層ビルとの対比。就活中の心の現れなのか暗いイメージの仕上がりでした。

釣り人を撮影した一枚の写真から複写によりピントをずらして撮影して複数のフィルムを作り、プリントで明暗をさらに変えて作成した作品だそうです。テーマは「待つ」。物事の結果を待つ思考の時間を明るさやピントをづらして表現してるようです。タイトルの「希望と失望」は結果を待つ間のじれったさだそうです。白い写真は希望で黒い写真は失望のようです。菊池さんは写真からもの作りの姿勢を評価していましたが作品の数を減らしたほうがよいのではという指摘。塩澤さんからは難しすぎるのでもっとわかりやすく3枚くらいに絞ったほうがという意見がありました。

撮影者はふだんは違和感のある現実を作品化しているそうです。大阪出身の撮影者が東京の街は赤色が多いと感じて映像化した作品。3枚の写真の合成でした。菊池さんからは上の横長の写真一枚のほうがより伝わるのではないかという意見、みなさんも同意していました。塩澤さんからは写真を枠に入れないほうがより効果的に伝わることがあるということを森山大道さん写真集を例に話していました。

大阪の雑居ビルの夜の風景。どこかよどんだ迷宮に入り込んだイメージを表現しています。色もそれに合わせて調整したそうです。学生からゲームからヒントを得たのという質問にうなづいていました。
もう一点、ブックがありました。故郷の町の魅力を鉄道を交えてご自身が感じた気持ちの良い空間を撮影したのものでした。塩澤さんからは血の通ったヒューマンな写真でよいと評価していました。

写真を始めて間もないそうですが、使っていたカメラは身内から譲り受けたミノルタ製のクラシックカメラをみせてくれました。撮るだけでも苦労したと思いますがスマホのように簡単ではなくまたフィルムで撮りプリントすることに興味があるそうです。菊池さんと塩澤さんから何点かは本人がおもしろく思った視点がわかるものもあったのでとにかく今はたくさん撮ることでもっとよくなりますねという意見でした。

今回は幹事長のHくんのお力添えで3年ぶりに合評会が実現しました。親子以上に年の離れた我々が写真というものを通して会話できるのは不思議ですし楽しい時間でした。感謝します。増田
昨年コロナで延期しました写真の早慶戦を10/20から10/26まで開催いたしました。600人を超える方が来場してくれました。
早稲田側の作品はホームページのフォトギャラリーにて作品を公開いたします。
久しぶりに現役生の写真展にいってきました。
コロナでしばらくはウェブ開催を余儀なくされていた写真展もようやく感染対策をして会場での展示が始まりました。
新人展ということですが1年生は半分くらいで残りは2年生、3年生だそうです。
今回は動画の展示もありました。ミラーレスでの動画撮影をする学生も増えているようですね。
現役生は合宿や班活動も今年から再開したそうです。
写真は個人活動である反面、仲間の影響を知らず知らずのうちに受けて成長するものだと思っています。ぜひお互いに切磋琢磨してください。

フィルムカメラで撮影してスキャンしたデータでプリントしてあえてデジカメのカリカリ感をなくしているようです。そこに「夏の香り」がただようのでしょうか。

ザ早大写真部といった写真ですね。時代が変われどデジタルになれど変わらないアプローチでうれしくなります。

スマホで撮影したそうです。十分展示に耐えうる写真でした。
機動性の良さではデジカメはかなわないのでそういった写真をみたいですね。

きれいですね。手前の桟橋が位置は難しいですね。

こちらも素敵ですね。後ろの山のポジションはいろいろ試してもよいですね。

一瞬をとらえて絵作りしたインパクトある写真ですね。

新人展の中では一番作品として可能性が感じられました。きれいなものを撮ることから始める人は多いですが枯れたひまわりに目をむけてこの光線状態を選んだ視点は大切にしてほしいですね。

たわいもない毎日を残すことも写真の武器ですね。
展示のおもしろさにひかれました。視線が強いモデルであるがゆえに目線がある写真は1点だけでよかったかもしれません。
昨年コロナ禍により延期された「写真の早慶戦」が今年開催となりました。
当写真展は昭和57年(1982年)第1回「旧きなかま展」として西麻布の「ペンタックスギャラリー」にて『早稲田大学写真部』と『慶應義塾大学カメラクラブ』のOB/OGである稲門写真クラブ(早稲田)、三田写真会(慶應)が出展開催されたのが始まりです。
途中には早稲田/慶應の各記念単独写真展が数回ありましたが、基本的には隔年にて、今回で15回目、40年の歴史を迎えました。主幹事も両校交代で行っており、今回は稲門写真クラブ(早稲田)側となっております。
今回の共通テーマは「令和を歩く」として両校10点ずつの作品で「テーマ部門」、各校40数点ずつを「自由部門」として合計100点以上の力作を展示致しました。
「テーマ部門」については、コロナ禍の中で人々の暮らしが変化していく様をどう感じたかを写真を通してみて頂けたらと思います。
90歳間近の大ベテランのOBから現役学生まで100名以上が力作を出展、それぞれ両校の写真に対する学風、持ち味をご堪能頂ければ幸いです。
当写真展は親睦目的の写真展ではありますが「早慶戦」と銘打って勝敗をご来場頂いた方々の投票により決することとなっております。
どの作品が素敵だったか、全体的に早稲田/慶應どちらの写真作品に軍配をあげるか忖度なしで清き一票を投じて頂きたくお願い致します。
また合わせて写真のご感想等も頂ければ幸いです。
令和4年(2022年)10月吉日
稲門写真クラブ
三田写真会