いよいよ2年に一度の「写真の早慶戦」が10月17日(木)から新宿御苑前、アイデムフォトギャラリー『シリウス』にて開催されます。
今回、14回を迎える「写真の早慶戦」ですが、長きにわたり続いている大学写真部OB写真展は他にはありません。
昭和27年卒から現役生までの作品を一つの会場で一度にみられるのは貴重な体験ではないでしょうか。
ぜひ足をお運びください。
早稲田大学写真部OB会
新納翔写真展「ヘリサイド」
2019年9月10日(火)〜9月28日(土)まで
東京都中央区築地にあるコミュニケーションギャラリーふげん社にて開催。
以下新納さんより
「10日より築地のふげん社で写真展を開催します。久しぶりにフィルムで作品制作した完全新作です。
行かれたことがあるか分かりませんが、京浜工業地帯の湾岸部は僕にとって違う時間軸が流れているように感じる異界なんです。
そのエリアをパノラマカメラで撮影しました。いやぁこのご時世、フィルムでやるのはしんどいですね。」
昭和40年卒の小川忠博さんが多摩美術大学美術館で写真展を開催しています。
「エターナル・アフリカ*森と都市と革命」展のなかでギニアビサウ、モザンビークでのアフリカ解放区ドキュメント写真が展示されています。都心では味わえない天井の高い広い会場に展示されたB2、B1の大伸ばしの写真をぜひ会場にて体感してください。10月14日までと長い期間開催していますのでぜひ足を運んでください。
http://www.tamabi.ac.jp/museum/exhibition.htm
「一部屋、42枚のB2とB1 5枚で展示しています。48年前のカラーからSCANした大伸ばしでゴミ、キズが目立つので10日ほど、SCANとレタッチ作業に没頭しました。50年近く、シリカゲル封印で色は何とか持ちました。機会があったらご覧ください。」小川忠博さんより
今回はミニ合評会はできませんでしたが見にいきましたので報告します。平3卒増田 智
昨年より作品数が少なくちょっと残念でした。
9月の新人展、そして早稲田祭を期待しています。
少し気になったのはタイトルが無題の作品が多かったこと。
作品名は自分の写真を理解して楽しんでもらう導入であると思うのですが、それがないと、私のような見る側は戸惑ってしまうこともあります。
今回のDM写真です。空のグラデーションにつきる写真です。構図も考えられていますが何か物足りなさを感じます。船や飛行機の光跡があったりしたらおもしろいかもしれません。
何気ない日常を切り撮ったのがよいです。今回の写真展では一番自分が表現できていたと思います。壁展示とブックを併用したらもっと形になりそうです。
生が「生命」なのか「生々しい」なのかわかれるところですがもう少しシャドーとハイライトの中間色を増やして階調豊かなやわらかい写真にしたほうがタイトルの意味が伝わるのではないでしょうか。
構図がしっかりしていて整理されているのはよいですね。
新時代を想起させる何か、令和の文字やデコレーションがあったほうが撮影者のシャッターを押す理由がわかるかもしれません。
背景の処理はうまくいっています。
ただ伝えたいのは街なのか人物なのか曖昧かもしれません。
あえて固い描写にして何気ないアジサイを表現しているのがよいですね。
背景のボケ具合も的確です。
幾何学的なおもしろさが作品の肝でしょう。
であれば正対して曲げないできっちり撮影したほうがよいかもしれません。
「Gallery Niepce」プロデュース企画展です。神田神保町1−17 03-3291-9364
2019.07.08(月)ー07.13(土) 11:00ー18:30(最終日は16:30)
今年は「ハンパク」から50周年に当たります。立命館大学の国際平和ミュージアムがミニ企画展示をするようです。担当者から写真についての問い合わせがあり、何度かやり取りの後僕の写真の展示が決まりました。何点展示されるかわかりませんが、50年前の写真が展示されるようです。
6/6から6/9 ショーウィンドウ
6/8から6/12 小野講堂ロビー
2箇所での展示でした。
例年に比べて作品数が少ないのは寂しいかぎりでした。特にショーウィンドウは人通りが多いので自分の作品を多くの人に見てもらえるいい機会なのにもったいないと思いました。
令和を祝う雑踏の中で撮影している臨場感はあります。ただ自分の立ち位置がわかる象徴的な写真が一点あるとよかったですね。
鑑賞する側からすると被写体が曖昧でわかりづらく感じました。
餌を食らうキタキツネ。自然界の厳しさでしょうか。キタキツネの目が見えていたらもっと迫力があったでしょう。
モノクロにして成功ですね。なごやかな空気感が伝わります。
DMにもなっているこの写真、なにか物語の予感が感じられます。
好きな場所を探して好きな時間に撮影をする。そこに行かなければ撮れないのが写真の醍醐味ですね 。自分をどう織り込んでいけるかが今後の課題ではないでしょうか。
都会の建造物をフレームにみたてたのはおもしろいですね。
自分だけの視点をどれだけ探せるかですね。
シルエットのおもしろさはよいですね。その背景に何かがあればもっとよかったですね。
おもしろい場所ではあるので光線の具合であったり人の動きであったりがあればさらにいい作品になりそうですね。
題名からして スナップらしいスナップですね。この流れをストーリーにして組写真にするのもよいかもしれないです。
ほのぼのした瞬間をとらえた写真ですね。画面の整理をしてふたりのまわりをトリミングしたらより印象深くなりそうです。
2019年5月8日(水)から6月2日(日)まで JCIIフォトサロンで 「鈴木龍一郎作品展 寓話/RyUlysses(リュリシーズ)」を開催しています。
会期はあとわずかですがぜひ足をお運びください。
詳細はこちらです。( JCIIフォトサロン HPより)
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