早稲田祭写真展報告 平3卒 増田 智

今年も早稲田祭写真展に行ってきましたので報告します。

早稲田には写真展を行っているサークルが3つあります。シャレードー、リコシャ、そして早大写真部です。

前2つのサークルは30点ほどのしかもA4サイズ以下の展示ですが、早大写真部は100数点を展示し大きさもA3ノビと規模としては圧倒的です。

作品も多岐にあたり見ていて面白いかったです。

来場者が1000人というのもうなづけます。

 絶えず人が入ってきて人ところに留まって写真を見るものたいへんでした。

フォトブックもたくさんあって展示とは違いレイアウトしたり文章を入れたり、また壁面の写真と連動して表現しているのもよかったです。

「Factory tour」

今回の一番人気でした。デジタル独特の鮮やかな色が多くの人の足を止めさせていました。

撮影場所も全国に渡り、努力も感じられましたしご本人の場所場所での解説もおもしろかったです。

「一枚だけ」

 

上の写真の一部をアップしたものです。

デジタルから写真を始めたそうですが、フィルムに立ち帰って一枚一枚の重さを感じな がら撮ってみようという試みで今回はすべてブローニーフィルムでの撮影で壁面いっぱいに写真を並べたそうです。いつのまにやらカメラはピントも露出も色も 自動になってしまったなー、絵作りもまったく違ったものになってしまうのだろうなーと思ってみると意外と写真自体は我々の頃と変わっていないのが不思議で した。

「昏々」

一年生の時から作品を拝見していますが肩の力が抜けた写真が独特の雰囲気を醸しだいていて好感がもてます。

技術も上がって自分の気持ちをよりわかりやすく表現できるようになってきている気がします。

 

 「一瞬の邂逅」                   「Color」

新人展から見ていますがいろいろなジャンルに挑戦している姿勢が頼もしいです。努力も惜しまず制作してますし写真が楽しくてしょうがないのが伝わってきます。ぜひ自分にしか撮れないテーマを見つけてほしいです。

  

 「Ideal world イデア界」

早大写真部のレベルの高さを示してきたWくんも卒業とのこと。ぜひ写真は撮り続けてほしいです。

 

次回は早稲田祭の作品合評会を行ったので報告します。

今年は慶応OBの倉内さんをゲストにお呼びして現役生にいろいろな話をしていただきました。