11/2、3と早稲田祭にて開催した「早稲田祭展」は出展人数62名、作品数119点と質量ともに見応えのある写真展でした。2日間での来場者は879人、作品投票は3234票だそうです。今回は現役のころから知っている山村くんもOBとして合評会に参加してくれました。
今回はプロジェクターを補助的に使った合評会でしたが、プリントを見ながら部員とOBが入り交じっての意見交換になりました。
先ず「loveじゃないね」との声。直立して向かい合った男女の姿態についてはいろいろ考えがあっても良いのでしょう。仲間との旅先で偶然この橋が目に入って、友人二人に橋の上に立ってもらったそうです。欲を言えば、もう少し橋が画面の上部に来るようにフレーミングしたカットも見てみたかった。雲のグラディエーションが素晴らしい。
今回も多くの学生が参加してOBと合評会ができました。
毎回、「早稲田祭展」出品作品の人気投票をしていますが、WPS部員と一般来場者では評価にかなりの違いが出ます。一般来場者はとにかくきれいな風景やエンタメ傾向の強い作品に目が行くようです。部員は人間臭い写真を好むといったところでしょうか。会話のなかで早稲田祭にふさわしい写真を出したいといった声を聞きましたが「自分の頃はそんなこと考えなかったなー」と思いました。