昭和14年卒の原正直さんは4月17日に永眠されたとの連絡をご遺族からいただきました。
六田知弘 展「石の記憶」
◎昭和55年卒の六田知弘さんが写真展「石の記憶」を開かれます。
★日時:6月1日(土)ー29日(土)まで。午前11時ー午後6時30分(日・祝日休み)
★場所:古美術「長野」〒107-0052 東京都港区赤坂2−23−1 アークヒルズフロントタワー1F
03−3583−4379
現役学生の「春季展」を訪問しました
記:平成2年(1990年)政経卒 金城正道
現役学生 新人展が開催されます
早稲田大学写真部新人展
一年間に6回行われる早大写真部現役生の写真展、今回は今春に入った新人の作品になります。
OBのかたもぜひ昔を懐かしんで行ってみてください。
場所は文学部のキャンパス、記念会堂の裏にあるサークル棟になります。(平3卒増田)
10.8(Mon)?10.14(Sun) 11:00?20:00(初日15:00open 最終日16:30close)
早稲田大学 学生会館(30号館) B?203
www.waseda.jp/jp/campus/toyama.html
東京都新宿区戸山1?24?1
昭和32年卒の池田宏さんが写真展を開かれます
場所:フレームマン・ギンザ・サロン
中央区銀座5−1 銀座ファイブ2F 03−3574−1036
日時:2012年10月5日(金)?10月11日(木)
期間中無休/開館時間10時?19時
(オープン初日は12時?/最終日は17時閉館)
中学生の時、1911?12年アムンゼン隊(ノルウェイ)スコット隊(英国)が南極点到達の探検旅行に成功したことを知り、「僕も南極探検家になろう」と心に決めた。
実現したのは、東京オリンピックから3年後、N.Y.の旅行会社が募集した南極探検クルーズ。世界中の南極大陸に立ちたいと思っていた約50名の一員に加わった。
日本では想像もつかない、美しい大自然の氷の世界に心をうばわれてしまい、恋に落ちいってしまうと、もっともっと知りたいと心が熱くなり、45年間に24回も氷の世界を訪れることになってしまった。
日本の37倍もある氷の世界。何万年、何十万年もの氷の世界。大陸の奥から何千キロもの旅をして氷河が南極海に到達すると、風と波を利用して大自然の神が色々の美しい氷山の芸術作品を創り出す。探検船は南極海の大ギャラリーの作品の間を航行して行く。
眼の前を通り過ぎる氷山をカメラで記録した、ほんの一部を展示してみた。
写真に撮った多くの氷山は、北上しつつ海の水へと姿を消してしまうのだ。(池田 宏)
「春季展」を見てー昭和42年卒・漆原勝造ー
自分の作品を示してプリントの違いについて説明する漆原勝造さん。 2012.04.12「Art Gallery CORSO」
約40年ぶりに早大写真部現役の写真を見させていただきました。先ずは、全体を通しての感想です。
(1)一部作品を除くと、写真の基礎力が不足しているように感じました。
(2)ピントが必要なところにぴしゃりときていません。
(3)デジタルプリント技術がかなり未熟。しっかりとした基礎知載の上に基礎技術を積み重ねてください。
(4)良い作品をたくさん見て(読んで)ください。写真集だけでなく生写真も(特にモノクロは)。
(5)もっと光に敏感になってください。
昼間良い場所を見つけたら、朝なら、夕方なら、雨の日なら、逆光なら、人を入れたら、などなついて考えてみてください。更にカラーかモノクロか、等々と考えると表現域が広がります。
(6)カメラ・アングルも追及してください。
昔、濱谷浩氏が早大写真部の例会に来た時、アドバイスの一つとして「アイレベルで撮ったら、ローアングルで次は高い所に登ってハイアングルからも撮るように」とおっしゃっていました。
(7)全体的にもっと被写体にぐっと近づいてください(望遠レンズは使わず)。
その方がテーマを見る人にハッキリと伝えやすいと思います。ロバートキャパも「写真が物足りないなと感じるならばもっと被写体に近づくことだ」とアドバイスを残しております。
ちょっと辛口になってしまいましたが、全体的にもう少しの気配りで写真がぐっと良くなります。その芽が出かかっていますから、敢えて厳しい感想を書きました
ついでに、展示されている写真のカラー色調があまりにもバラバラでしたので、気になって受付の方に少し質問 をさせていただきましたが要領を得ませんでしたので、プリントについてごく基本的なお約束事を書いておきます。
(1) 部室の天井照明は色評価用5000ケルビンの昼白色蛍光灯にしてありますか。(もし部屋の構造上、他の光線が入る場合は衝立かカーテンで遮ってください)
(2) そのモニター画面の周りの壁はグレー等の無彩色になっていますか。
(3)プリント作業を行う方はせめて上着はグレーか黒の無彩色にしてください。
(4)最低でも月に一度はモニター画面のキャリブレーションが必要です、その際モニター点灯してから30分以上経過してから作業に入ってください。
(5)まず、コンタクトプリント(べた焼き)を作ってください、そこからプリントする写真を選び出して、まず2Lサイズにストレートプリント(全く手を加えない画像)をして、その写真を良く見てどう手を加えるか目標をたてます。
もしコンテストや展示用にA4以上にプリントする場合は安い紙でなく高い紙をお勧めします。比べればはっきりとその違いがわかります。(高いカメラを使って安い紙でプリントをしているアマチュアカメラマンが多いと梶原高男先生がおっしゃっておられました)。高いカメラと高い交換レンズを使い、安い紙にプリントするよりコンパクトカメラ(良心的に作られた)をいつも携帯して数多く撮り、その分プリンターが壊れるほどプリント作業を行うことをお勧めします。
去年、川田喜久治プロとお話しした時、「いつもリコーのコンパクトカメラを携帯しているよ、しかしプリントは1枚に丸一日かける時もある」と。そしてA3にプリントされた写真(未発表)を20枚ほどを見せていただきました。紙は外国製でした。
嘗て土門拳氏が「写真の批評とは自己暴露の所産である」と書いております。拙い私の写真評ですが皆さんと同じくらい写真が好きですから、恥ずかしながら以下に一部の写真について意見を述べます。
☆「位置について」横位置カラー1枚
市電と車3台と自転車1台が赤信号で横断歩道手前で横一列に停車しています。ただそれだけの写真で終わっています、もしその横断歩道に老犬が1匹とぽとぽと歩いているとか、何かもう一つが無いと写真として面白くないですよね、私が言いたいのは1枚の単写真にもドラマ性がほしいのです、ぐっと見る人を引き付けます。
☆「場末」 横位置モノクロ1枚
?☆「allegorical photography」 モノクロ4枚組
「第10回 写真の早慶戦」(報告)
「第10回 写真の早慶戦」が2011年10月20日(木)?2011年10月26日(水)AM10:00?PM6:00(最終日PM3:00迄、日曜休館)の六日間、新宿御苑前のアイデムフォトギャラリー「シリウス」にて開催されました。
「写真の早慶戦」は、「旧きなかま展」として1982年に行われた第1回から30年。今回の記念すべき第10回では、写真部OBである稲門写真クラブ、三田写真会のメンバーならびに現役の写真部員から130点の作品が出品されました。(W側、64点、K側、66点)
20歳代の学生(W側、2人。K側、4人)から90歳代のOB(W側、昭14卒年の原先輩。K側、昭16卒年の櫻井先輩)まで130人の作品は、自宅の庭から3.11の震災現場並びに世界各地をカバー。(ちなみにW側の作品は、南極をはじめ22点、一方のK側は、9点が海外各地で撮影。ある先輩によれば、昔はKの方が海外での撮影した作品が多かったとのこと。)
作品はW側が卒年順、K側はテーマ別に展示され、早慶の校歌、応援歌が流れる会場には、連日百人以上の人が訪れ、会期六日間で約1.100人の来場者数となり、盛況裡に終了することができました。この予想を上回る来場者数もさることながら、この写真展を機会に上京し、写真展会場並びにパーティー会場で先輩、友人と旧交を温め合い、また親戚、知人、嘗ての勤務先の知人達と歓談する皆様の姿をみて、感動を共感できる場として、この写真展が十分に機能していると実感いたしました。
(昭48卒 浅野修司 記)
本年卒業の平尾敦さんがコニカミノルタ フォト・プレミオを受賞
今年、早大写真部を卒業の平尾敦さんが、コニカミノルタ社が主催するフォトプレミオ2011を受賞し、コニカミノルタプラザで写真展を開催します。なお平尾さんは、一昨年開催の「写真の早慶戦」にも、現役学生として作品を出品していました。
2011年10月23日(日)?11月1日(火)
10:30?19:00
新宿コニカミノルタプラザ ギャラリーA(高野フルーツパーラーのビル4階)
写真展の情報はこちら
http://www.konicaminolta.jp/plaza/schedule/2011october/gallery_a_111023.html
フォトプレミオについてはこちら
http://www.konicaminolta.jp/plaza/premio/news2011/news19.html
現役学生の『新人展』が開催されます
早稲田大学写真部の現役学生による、『新人展』が10月3日(月)?9日(日)の7日間、開催されます。お近くの方は、ぜひ足をお運びください。
- ◎会場:
- 早稲田大学戸山キャンパス学生会館 地下2階 B202(戸山公園の近くです)
- ◎日時:
- 2011年10月3日(月) ? 10月9日(日)
- 11:00?20:00(初日は15:00 OPEN 最終日は16:00 CLOSE)
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