昭和40年卒業の小川です。
なぜか、写真展のお誘いを2件戴き、立て続けの開催となってしまいました。
こちらは美術館のロビーとカフェの壁面を使用した合計16mの壁面を使用したプチ写真展です。紅葉の時期と重なる八ヶ岳方面にお出かけの際お寄りください。
美術館に隣接した キノコ料理のレストランはお勧めです。
早稲田大学写真部OB会
昭和40年卒の小川忠博さんが多摩美術大学美術館で写真展を開催しています。
「エターナル・アフリカ*森と都市と革命」展のなかでギニアビサウ、モザンビークでのアフリカ解放区ドキュメント写真が展示されています。都心では味わえない天井の高い広い会場に展示されたB2、B1の大伸ばしの写真をぜひ会場にて体感してください。10月14日までと長い期間開催していますのでぜひ足を運んでください。
http://www.tamabi.ac.jp/museum/exhibition.htm
「一部屋、42枚のB2とB1 5枚で展示しています。48年前のカラーからSCANした大伸ばしでゴミ、キズが目立つので10日ほど、SCANとレタッチ作業に没頭しました。50年近く、シリカゲル封印で色は何とか持ちました。機会があったらご覧ください。」小川忠博さんより
今回はミニ合評会はできませんでしたが見にいきましたので報告します。平3卒増田 智
昨年より作品数が少なくちょっと残念でした。
9月の新人展、そして早稲田祭を期待しています。
少し気になったのはタイトルが無題の作品が多かったこと。
作品名は自分の写真を理解して楽しんでもらう導入であると思うのですが、それがないと、私のような見る側は戸惑ってしまうこともあります。
今回のDM写真です。空のグラデーションにつきる写真です。構図も考えられていますが何か物足りなさを感じます。船や飛行機の光跡があったりしたらおもしろいかもしれません。
何気ない日常を切り撮ったのがよいです。今回の写真展では一番自分が表現できていたと思います。壁展示とブックを併用したらもっと形になりそうです。
生が「生命」なのか「生々しい」なのかわかれるところですがもう少しシャドーとハイライトの中間色を増やして階調豊かなやわらかい写真にしたほうがタイトルの意味が伝わるのではないでしょうか。
構図がしっかりしていて整理されているのはよいですね。
新時代を想起させる何か、令和の文字やデコレーションがあったほうが撮影者のシャッターを押す理由がわかるかもしれません。
背景の処理はうまくいっています。
ただ伝えたいのは街なのか人物なのか曖昧かもしれません。
あえて固い描写にして何気ないアジサイを表現しているのがよいですね。
背景のボケ具合も的確です。
幾何学的なおもしろさが作品の肝でしょう。
であれば正対して曲げないできっちり撮影したほうがよいかもしれません。
6/6から6/9 ショーウィンドウ
6/8から6/12 小野講堂ロビー
2箇所での展示でした。
例年に比べて作品数が少ないのは寂しいかぎりでした。特にショーウィンドウは人通りが多いので自分の作品を多くの人に見てもらえるいい機会なのにもったいないと思いました。
令和を祝う雑踏の中で撮影している臨場感はあります。ただ自分の立ち位置がわかる象徴的な写真が一点あるとよかったですね。
鑑賞する側からすると被写体が曖昧でわかりづらく感じました。
餌を食らうキタキツネ。自然界の厳しさでしょうか。キタキツネの目が見えていたらもっと迫力があったでしょう。
モノクロにして成功ですね。なごやかな空気感が伝わります。
DMにもなっているこの写真、なにか物語の予感が感じられます。
好きな場所を探して好きな時間に撮影をする。そこに行かなければ撮れないのが写真の醍醐味ですね 。自分をどう織り込んでいけるかが今後の課題ではないでしょうか。
都会の建造物をフレームにみたてたのはおもしろいですね。
自分だけの視点をどれだけ探せるかですね。
シルエットのおもしろさはよいですね。その背景に何かがあればもっとよかったですね。
おもしろい場所ではあるので光線の具合であったり人の動きであったりがあればさらにいい作品になりそうですね。
題名からして スナップらしいスナップですね。この流れをストーリーにして組写真にするのもよいかもしれないです。
ほのぼのした瞬間をとらえた写真ですね。画面の整理をしてふたりのまわりをトリミングしたらより印象深くなりそうです。
2019年5月8日(水)から6月2日(日)まで JCIIフォトサロンで 「鈴木龍一郎作品展 寓話/RyUlysses(リュリシーズ)」を開催しています。
会期はあとわずかですがぜひ足をお運びください。
詳細はこちらです。( JCIIフォトサロン HPより)
現役「七月展」に行ってきました。
◎早大写真部幹事長Mさんの寄稿
メイン展示はフォトブックです。班活動でそれぞれが自分だけのフォトブック(ミニ写真集)を作成したものが展示してありました。テーマはまちまちで風景、人、スナップ、いろいろです。誰でも簡単に写真集が印刷でき、またデジカメの進化により自由に写真が撮れて、その水準も非常に高いものである時代になったことを実感しました。
以下はフォトブックと連動する形で展示してあった作品です。壁面展示はモノクロでフォトブックはカラーでした。写真で映像表現のような時間の動きを表現することに最近取り組んでいるそうです。OBから「ゆるふわ」ですねといわれると「『ゆるふわ』といわれると違和感があるんです。もっとしっかりしたものなんですけどね。」といってました。自分自身を写真で思うままに撮影したらゆるふわ調になったのではと思いました。
壁面展示は
7月7日で無事に撮り鉄早慶戦が終わりました。
出品された方、来場していただいたかたありがとうございました。
最終集計結果がふげん社関根さんより届きましたので報告します。
【後期投票結果】
投票者数 220名
得票数 617票
《後期・個人部門TOP10》
1位 宗谷本線塩狩峠 百武直樹 K OB 50票
2位 聖夜の無人駅 漆原勝造 W OB 48票
2位 Winterlight 中藤毅彦 W OB 48票
4位 なつかしの国鉄蒸機 萩原弘幸 K OB 40票
5位 1978年11月 中国・哈爾濱駅 白谷達也 W OB 33票
5位 夏へ、一直線。 小野杏太 W 33票
5位 リスボンの夜 永井秀典 W 33票
8位 鉄道員 蛯名健太 K 27票
9位 旅愁 横田拓紀 K 25票
10位 餘部鉄橋 浜克行 K OB 24票
10位 夜明けを背負って 齊藤大起 K OB 24票
《後期・早慶票数》
早稲田 294票
慶應 323票
後期は、慶應の勝利です!
【総合・早慶票数】
総票数 1231票
投票者数 410名
早稲田 655票
慶應 576票
よって「撮り鉄早慶戦2018」は、早稲田の勝利でした。
出品作の総合優勝は67票獲得しました「落日 」稲門OBの塩澤 秀樹さんでした。 おめでとうございました。現役生にいいところをみせられました。
大先輩の漆原さんは後期2位でした。さすがです。