昭和41年卒・鈴木龍一郎さんが掲載されています。

本書は日本の写真家100人(上下巻・各50人)と、その代表作について記した読み物である。ときに社会的なリスクを負ってまで取り組む写真家の個人的動機。そして、彼らの仕事に反応し、それを評価した同時代的状況。その接点をひとつずつ積み重ねていくと、現代史の実感が改めて見えてくる。(帯から引用)

 

 

現役文芸祭展にいってきました。

今年も菊池さん(昭42卒)と宇野さん(昭45卒)にご協力いただき合評会が始まりました。

帰り Tさん

実家からの帰りにiphoneで隠し撮りした写真だそうです。

加工してみごとに作品に仕上がっています。いつでもどこでもチャンスはあるということですね。

加工前のオリジナルの画像

 

ここから Mさん

カラーネガで撮影してスキャンしてプリントしています。

ここ数年この手法が流行っています。デジタルのガチガチした描写ではないやさしい表現に合っているのでしょうね。微笑ましい母の視線がよいと思います。

スクランブル前のキス Tさん

ノーファインダーでここまでクリヤーに写るのはすごいですね。

市内を望んで Tさん
Point de détente Tさん

完成度の高い作品を次から次へと発表しているTくん。昨年の早稲田祭合評会で写真家の元田敬三さんから指摘されていた作家としてのオリジナリティーのある作品作りが課題であるように思いました。

昭和46年卒・石崎幸治さんが「稲城三十六景」を出版しました。

稲城のタウン誌「グレーピア」に「稲城百景」と称して、2014年の10月から稲城を紹介する記事とイラストを12回連載しました。その12回の連載記事に新たに24の文章とイラストと写真を足して、「稲城三十六景」と題してこの度単行本を出版しました。

小学校と中学校の授業の中で作文の授業が最も苦手だったのに、自分の書いた随筆が出版されるのは夢のようです。何事も諦めないで努力するものだと思いました。

稲城で暮らすようになって30数年、取材を始めるとまだまだ自分の知らない稲城の魅力が沢山あると気付きました。私の拙い文章でその魅力を伝えられたか疑問ですが、足りないところは絵と写真で補っていると思っています。

稲城市内の一部の本屋さん、いなぎ発信基地ペアテラスやアマゾンで購入できます。ご高覧下さいますよう、お願い申し上げます。

 

昭和46年卒・岩間 敏さんが新著を出版されました

はじめに

1941(昭和16)年12月8日、日本陸軍はマレー半島に上陸し、海軍は真珠湾を奇襲した。蘭印(蘭領東インド、現インドネシア)との石油輸入交渉「日蘭会商」の打切りから6ヵ月、米国の日本資産凍結、「石油禁輸」の実施から4ヵ月後の開戦であった。この時、中国との戦争はすでに4年5ヵ月続いており、西に中国、南に英国、オランダ、豪州、東に米国と「三面戦争」の開始であった。

開戦前の同年7月25日、日本の南部仏印(現ベトナム南部、カンボジア、ラオス)への進駐部隊が海南島を出港した。同日、米国は在米日本資産の凍結令を公布した。翌日以降、英国、フィリピン、蘭印がこれに続いた。8月1日、米国は日本に対する全ての石油輸出の許可制を発動し実質的な石油禁輸を行った。日本限定の世界最初の「石油危機」の発生でり、南部仏印進駐に対する米国の厳しい制裁であった。この米国の対応は日本にとって想定外であり、政府、陸海軍に大きな衝撃を与えた。それ以前から米国は日本の南進に対して強く警告を行っていたが、日本は米国の真意が理解できていなかった。

第一次大戦以降、戦争は当事国の軍隊だけでなく産業、人口、資源を総動員する総力戦になることが見込まれていた。石油がなければ軍艦も飛行機もただの鉄とアルミの塊に過ぎないが、日本はこの石油資源に恵まれておらず石油需要の9割強は海外から輸入していた。その輸入の6?7割は米国からであった。日本は米国から輸入した石油で国内産業を動かし、中国との戦争を戦っていたのである。政府はこの石油の米国依存に危惧をもち、日中戦争の開始後、米国の経済制裁、特に石油に関連した制裁が強まると米国に代わる石油供給源を求めた。それが蘭印であった。政府は蘭印の宗主国オランダがドイツに占領されると蘭印から石油を中心とする戦略物資の輸入を計画する。この輸入交渉は「日蘭会商」と呼ばれ1940年9月から翌年6月まで行われた。この日蘭会商はアジア・太平洋戦争の前哨戦でもあった。交渉はそれなりの成果をあげたが日本は満足しなかった。本書ではこの交渉の過程に焦点を当てた。そこには日本の南進の意図とこれに対するオランダを中心に英米の日本の南進阻止の戦略が浮き上がってくる。米国の石油禁輸を受けて、日本の陸海軍は急速に米国との戦争へと傾いていった。アジア・太平洋戦争は、具体的には米国の石油禁輸の後、日本が蘭印に石油の代替供給を求めた戦いであった。また、開戦時の真珠湾攻撃が成功するかどうかの最大の懸案は艦隊への石油補給であった。日本の艦隊は長距離渡洋用に設計されていなかった。攻撃の機動部隊は予備油槽を設置し、ドラム缶、石油缶を積載して出撃した。本書ではこの機動部隊の航海にも焦点を当てた。アジア・太平洋戦争は開戦前、緒戦、戦争中も石油が大きな課題であり、石油を求めた戦争であった。では、なぜ、最重要物資の石油の輸出国、米国と戦争をすることになったのであろうか。また、この事態の急変に対して日本はどのような予測と対処をしたのであろうか。そこには満州事変以来、10年間の日本の対外政策の集積があった。本書は石油に

焦点を当ててこの「アジア・太平洋戦争と石油」の関係を明らかにする。

http://www.yoshikawa-k.co.jp/book/b357764.html

撮り鉄早慶戦2018のお知らせ

稲門写真クラブの関根史さん(平26卒)ふげん社店主の提案で早慶現役とOBの撮り鉄写真展が実現しました。

■開催概要 撮り鉄早慶戦2018 会期:6月19日(火)〜7月7日(土) 前期 6月19日(火)〜6月28日(木) 後期 6月29日(金)〜7月7日(土) 火-金 12時〜19時 / 土 12時〜17時 / 日・月休 会場:コミュニケーションギャラリーふげん社 〒104-0045 東京都中央区築地1-8-4 築地ガーデンビル 2F TEL:03-6264-3665

投票もありますのでぜひ足をお運びください。

出品者の展示は前期と後期に分かれます。

前期

昭和38年 庄村勝男、平成3年 増田智、平成11年 寺尾健太郎、昭和50年 湯川登紀雄、昭和60年 塩澤秀樹、平成2年 下原英幸、平成4年 内海敬一郎、平成7年 酒井敏寛(順不同敬称略)

後期

昭和42年 漆原勝造、昭和45年 白谷達也、昭和46年 石崎幸治、平成2年 金城正道、昭和63年 木内格志、昭和43年 横井太郎、昭和43年 守屋道治、平成10年 中藤毅彦(順不同敬称略)

 

「現役・OB合同 撮り鉄早慶戦2018」出品者募集のお知らせ

稲門写真クラブの会員でもあるふげん社の関根史さんからの「現役・OB合同 撮り鉄早慶戦2018」の作品募集がありました。とりあえず4月末までに興味あるかたは連絡ください。

連絡先 増田 智 masudasj@zc5.so-net.ne.jp

「現役・OB合同 撮り鉄早慶戦2018」

開催のご案内と出品のお願い

ふげん社

代表 関根 薫

東京都中央区築地1-8-4

築地ガーデンビル2F

 

謹啓 陽春の候 貴会におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。

この度は、弊店にて6月下旬に開催いたします「撮り鉄早慶戦2018」のご案内と出品のお願いでご連絡を差し上げました。

弊店は、創業68年目の渡辺美術印刷株式会社が東京・築地にて運営する、ブックカフェ・ギャラリースペースです。ギャラリーでは企画展を中心に展覧会を開催しながら、イベントスペースとして作家によるトークイベント、落語会や歌舞伎セミナーなどを開催しております。書店ではセレクトした新刊を仕入れ販売しております。

3年前からスタートした企画展「撮り鉄早慶戦」は、早稲田大学写真部と慶應義塾大学カメラクラブに所属する鉄道好きの学生が鉄道写真を出品し、来場者の投票で勝敗を決定する、年に一度のイベントです。

「鉄道落語」の創始者である噺家・古今亭駒次さんの鉄道落語会を弊店でおこなうことが決まり、ギャラリーで鉄道写真展を同時開催するべく、店主の出身サークルである早稲田大学写真部に協力を仰ぎ、企画したのが始まりでした。

落語二席の間におこなわれる出展学生と駒次さんによる鉄道トークは、例年盛り上がります。

3年目となる今年の「撮り鉄早慶戦」は、より社会的な広がりのあるイベントとしたく、現役生・OBの皆様の合同展として「撮り鉄早慶戦2018」を企画いたします。

4月下旬より改装工事をし、ギャラリーをリニューアルいたしますので、より作品に集中してご覧いただけるスペースとなります。

ぜひOBの皆様にはふるってご参加いただき、イベントを盛り上げていただきたく存じます。

鉄道写真をとおし、早稲田・慶応、現役・OBの交流はもちろん、弊店に集うさまざまな方々とのご交流をお楽しみいただけましたら幸いです。

何卒宜しくお願い申し上げます。

謹白

【開催概要】

現役・OBOG合同 撮り鉄早慶戦2018

会期:6月19日(火)〜7月7日(土) 休廊:日・月

企画・会場:コミュニケーションギャラリーふげん社

〒104-0045 東京都中央区築地1-8-4 築地ガーデンビル 2F

TEL:03-6264-3665 MAIL:info@fugensha.jp

搬入:6月18日(月) 10時〜

搬出:7月7日(土) 17時〜

撮り鉄交流会:6月30日(土)14時〜 参加費1000円 写真展会場にて

どなたでもご参加可能です。

ささやかですがワインと乾き物をご用意いたします。お持ち込み歓迎。

【出品条件】

  • フレーム(16*20inch・メタル黒)とマットは弊店にて用意いたします。
  • プリントをご用意ください。絵柄(印刷面)のサイズ375*250mm以上の指定で印刷をお願いいたします。(窓373*247mmのマットを使用のため)
  • 搬入日は6/18(月)10時〜です。当日作業に参加できない方は、6/16(土)までにプリントを持ち込んでいただくか郵送、もしくは搬入に参加する他の出展者に預けてください。
  • 投票にて勝敗を決定するため、早慶の作品を同数にします。
  • 現役、早稲田15点 慶応15点。OB、早稲田15点 慶応15点をご出品ください。(一人で複数出品も可能です)

<前期6/19(火)〜6/28(木) ・・・30点>

早稲田 現役7点 OB 8点 慶応 現役8点 OB 7点

  • <後期6/29(金)〜7/7(土) ・・・30点>※展示替作業は弊店スタッフでおこないます

早稲田 現役8点 OB 7点  慶応 現役7点 OB 5点

  • キャプション作成のため、出品者の方は下記の情報をご提供下さい。

作者名・タイトル・撮影日・撮影場所・車両・撮影エピソード100~150字程度

  • 出品希望者の方は、現役は永井秀典さん(W3年)、OB側は増田さん(平3卒)連絡先 masudasj@zc5.so-net.ne.jp までご連絡ください。キャプションの情報の宛先も同様です。

【イベント】

古今亭駒次の鉄道落語会

7月6日(金)19時〜 参加費1,500円(ドリンク付)

「鉄道落語」のパイオニアであり、新書「鉄道落語」(交通新聞社)の著者である噺家

古今亭駒次さんによる鉄道落語会を開催します。鉄道にまつわる濃ゆ〜い新作落語2席を披露。駒次×「撮り鉄早慶戦」出展者によるトークショーも予定しています。

築地で名調子!東家一太郎 ふげん社の会 第6回 早稲田SP

6月22日(金)19時〜 参加費1,500円(ドリンク付)

早稲田大学出身の浪曲師東家一太郎が、早稲田浪曲2席を初披露!

1席は書き下ろし新作、もう1席は尾崎士郎の名作「人生劇場」を予定しております。

【過去のイベントのようす】

2017年出展者集合写真
2017年鉄道落語会でのトークショー
  • 2017年

https://goo.gl/ByJ6Hw

銀座経済新聞 記事

https://ginza.keizai.biz/headline/3241/

  • 2016年

https://goo.gl/RTwJ83

2016年 早慶リーダーと古今亭駒次さん

【本企画に関するお問い合わせ先】

ふげん社店主 関根 史(稲門写真クラブ所属)

info@fugensha.jp 03-6264-3665

  • 店舗リニューアル休業期間:4月8日(日)〜5月14日(月)
  • 恐れ入りますが4/17(火)〜30(月)海外滞在のため連絡がとりづらくなります

【訃報】昭和32年卒の須田善一さんが亡くなりました。

昭和32年卒の須田善一さんは、脳梗塞でかねてから療養中でしたが、12月31日夜ご自宅で亡くなられました。享年83歳でした。

週刊誌創刊ラッシュの時代に、文藝春秋写真部の初代写真部員として暗室作りから携わり、「文藝春秋」「週刊文春」など文藝春秋社のすべての出版物のための写真撮影をはじめ、「ぜんちゃん、ぜんちゃん」と慕われて「キャップ」を定年まで務められました。

美代子夫人とは早稲田大学写真部の同期です。

第13回「写真の早慶戦」の人気投票、アンケート結果

第13回「写真の早慶戦」(2017/10/19-25)の投票とアンケートがまとまりましたので、ご報告いたします。

投票結果は早慶共に217票ずつで、奇跡的な引き分けとなりました。
又、アンケートは用紙にある出品作別の感想やその他の意見を全て掲載しています。ご覧ください。
尚、表の横一行は投票用紙一枚毎の内容を表しています。
表中の出品番号とは展示順に付番した作品の番号です。用紙番号とは集計用に投票用紙に付けた番号です。
ご質問、ご意見などは「お問い合わせ」からお願いします。

1、2ページ・・・投票結果、アンケート集計
3-11ページ・・・印象に残った作品と感想(出品作毎に、寄せられた感想を全て掲載してあります。)
12-16ページ・・その他の意見。(全て掲載してあります。)

↓↓↓↓↓↓こちらをクリックしてください。拡大します。↓↓↓↓↓↓

★第13回写真の早慶戦投票アンケート集計20180104HP

石崎幸治さん(昭和46年卒)よりお知らせ

お変わりなくお過ごしのことと思います。11月16日(木)より11月22日(水)までの間、三人展を開催しています。私は、写真と絵と焼き物を出品しています。稲城方面にお出掛けの機会があれば、ご高覧下さいます様お願い申しあげます。詳細は添付の案内状をご覧下さい。会場に常駐しませんのでご来場の節はご一報下さい。
石崎幸治(いしざき こうじ)
ケータイ 090-3508-5804
ブログ http://ameblo.jp/shinpenzakki/