昭和42年卒の勝山泰佑さんが写真展を開かれます

 

◎昭和42年卒の勝山泰佑さんが「JCIIフォトサロン」で写真展『異議申し立て』を開催されます。

 9月11日(日)/9月21日(水) 両日ともに14時からギャラリートークがありますので

 お誘い合わせの上お出かけください。

現役七月展に行ってきました。宇野敏雄(昭和46年卒)+

遅くなりましたが現役七月展にOB3名で行ってきた報告です。

今回もミニ合評会となり数十人の学生と出品作品の前で話すこととなりました。

今まで訪れた七月展で最大の出品点数で中には2段で展示しているものもありました。

それぞれの学生が表現したい気持ちがありながら、それを写真にするための技術が少し足りなかったり鑑賞者に対して説明不足だったりといった印象を受けました。

OBの宇野さんからの総評は後日掲載します。

増田 智(平3卒)

   盛夏の候、本格的な夏が到来する季節となりました。本日は早稲田大学写真部「七月展」にお越し頂き誠にありがとうございます。本展示は毎年この時期に開催しているものです。今年から入部した勢いある新人も多く出展している賑やかな展示となっております。また、前年度から活動している部員も試行錯誤を繰り返しながら、それぞれ個性のある作品づくりに努めてまいりました。どの写真も新人を含めた部員が磨き上げてきた渾身の作品です。本日はごゆっくりとお楽しみください。 早稲田大学写真部員一同

 

「飛翔」                                       「止」

流し撮りの練習のために競艇場にいって撮影したそうです。「飛翔」はまさに練習の成果そのものですが、「止」は帰宅して画像を整理していたら見つけた1枚、偶然とはいえ立派な作品となっています。予期せぬ瞬間を切り取ったまさに写真の妙ですね。

「おわりの夏の、はじまり」

写真をはじめてまもないそうですが初々しさを感じつつも絵作りができています。ただおもしろいタイトルですが、写真との間に溝がある気はします。撮影者が思った気持ちを伝えるにはたくさん写真を撮って試行錯誤するしかないのでぜひ続けて欲しいです。

「Those days with nobody 」                              「Those days with somebody」

同じ場所で冬に撮影して、夏に撮影して完成した作品だそうです。動画から切り出した1枚と行った印象を受けるのは写真としては説明的すぎるからでしょうか。話を訊くと撮影者の思いが溢れてきてそれが写真にもう少し出るとよいかと思います。でも写真の武器である時間の経過を活かしたおもしろい表現なので次回作も楽しみにしています。

「Waiting」     

何気ないものを作品としてうまく撮影していますがどこか絵画的であります。カーテンがブレていたりといった写真ならではのよさがあるとよかったですね。                                                    

「Look Up」

この作品は被写体にきちんと正対してモノクロで表現したことで成功しています。撮影者の冷静な視点が伝わってきます。

「老街」

どこか幻想的な海外の旧市街の風景、左下の二人の人物が効果的に使われていますね。右下の明るい部分がなければ鑑賞者の目はもっと作品の世界に引き込まれたでしょう。

「雑」

写真部で唯一アナログモノクロプリントをしているTくんの作品です。教えてくれる先輩がいない中で独学でどんどん上手くなっています。暗室作業のおもしろさは受け継いでほしいですがデジタル化の波にのまれ厳しいようです。

「好きなものは毎日」           「密やかな想ひ」             「danse joyeuse!!」

街なかでカメラを振り回してスナップすることが難しい世の中ですのでこういった作品が会場にあるとほっとします。

 

 

昭和41年卒・鈴木龍一郎さんとCAPA(改訂版)

 ◎昭和41年卒の鈴木龍一郎さんがカメラ雑誌『CAPA』(Gakken)7月号に登場されています。

 鈴木さんの早稲田大学写真部在籍中のドラマチックな物語が掲載されており、『VIVO』世代

には懐かしい早逝された吉村伸哉さんの名前などにも出会えます。

ここにはその一部をアップします。是非本をお買い求めの上ご覧ください。(*完全版掲載9/22)

 

信州で同窓会を開催しました。 昭和43年卒・岡沢克郎

◎昭和43年卒の方々が一泊二日の同窓会を開催されました。
 
 横井、喜多、守屋、飯田、塚本、秋本、大塩、田中(旧姓:桃沢)、辻田、瀬戸、岡沢、吉野、今井(敬称略)の13名の方々が参加されたと岡沢さんからお知らせをいただきました。
来年の『写真の早慶戦パーティー』ででもお目にかかりたいものです。
 
 
 相当数の方が48年ぶり以上の再会で、私でも名前が解らなかった人が一人いるなど、名前の確認から始める一幕もありました。
 
 場所は長野県須坂市『田中本家博物館』(館長は田中さんです)。
    www.tanakahonke.org
 
 18世紀以来の北信濃の豪商の200年余の歴史を見つめる我々も半世紀ぶりの夢の再会劇!
お体の具合が悪い人、行方がつかめない人を除くほぼ全員が一堂に会した様は壮観で全く不思議な感覚でした。
 
『田中本家』を後にして向かったのは一茶も愛した古き良き温泉、湯田中温泉でした。
温泉に浸かりお酒を飲むだけでない濃密な会話が半世紀の空白を埋め、皆を学生の頃に戻してくれました。
 
 宴の後には誰ともなく持ち寄った学生時代や『稲門写真クラブ』の写真の鑑賞会。残念ながら他界され同窓の宴に姿のなかった藤田靖、古川昭久両名の話題でも盛り上がり学生時代そのままの70歳達でした。
 
 今回は遠方から、またお体の不自由な旧友も参加され、『倒れてから初めて好きな温泉に入ることが出来た』と心から喜んでくださった方もあり、今後も会を続ける励みとなりました。
(昭和43年卒・岡沢克郎)

現役早慶写真部員の撮り鉄による写真展「撮り鉄早慶戦」

早大写真部OBの関根さんが店主をしているふげん社ギャラリーにて、「鉄道週間」と銘打ち、現役早慶写真部員の撮り鉄による写真展「撮り鉄早慶戦」を21日(土)まで開催しております。

ふげん社

東京都中央区築地1-8-4 築地ガーデンビル 2F
TEL:03-6264-3665 営業時間: 火-金 12:00-19:00、土12:00-17:00(日月祝休)

詳細URL→http://goo.gl/jQVWPL

 

関根さんは写真部現役時代は面白い視点で人物写真を撮っていて毎回新作をみるのが楽しみでした。

案内をいただいたのでさっそく足を運んでみました。

築地にあるギャラリーはブックカフェが併設されていて落ち着く空間でした。

そしてなんとこちらもOBの「写真の早慶戦」のように投票をしていましたので早稲田側にしっかり投票してきました。

定期的に開催する予定とのことなのでOBの「写真の早慶戦」と同時開催なんていうのもありですかねと話して帰ってきました。

 

平3卒 増田 智

 

 

春季展を見て 宇野敏雄(昭和46年卒)+

 4月9日に白谷さん、宇野さんと私、増田で現役春季展に行ってきました。

幹事長のKくんの案内でその場にいた出品者の作品の合評会が始まりました。

今年の春季展は57点、20名あまりの出品者で見応えのある写真展でした。

宇野さんから総評をいただきましたので以下に掲載します。

 

 

 現役「春季展」行ってきましたので、作者本人と話しながら見た作品と、目についた作品数点について感想を若干。

 先ず、Oさんの「青く、高く」…………空と海の青をコンパクトにすっきりとまとめた構成は、デザイン雑誌の一頁でも見ているようで、気持ちよく見れました。波の動きや青色に陰影、濃淡をつけ大きなサイズのプリントにして組み直せば、「青の多彩さ」をより印象付けられるでしょう。

 K君の「夕景」…………場所、空間、色彩がよく計算されている。でも何かが微妙に足りない。シルエットの平面的な構成美か、写真固有の現実性か、どちらにも焦点を結ばない視線の宙吊りさが、いささか落ち着かない気分にさせる。橋の浮遊感がもう少し出ていればとか、橋のシルエットのメルヘン性と下部の海の描写の「現実感」がうまく噛み合えば不思議な面白い写真になったかもしれない。

La honte……  

 T君の「無題」(上)…………下手なのか、ミスなのか、勘違いなのか、偶然なのか、間が抜けているのか、意識したトリミングなのかノートリなのか、実は上手いのか、いずれにも類推できないのが高橋君の個性です。外国で撮った昨年の写真にも同じようなことを言い、日本や日本人を同じ手法で撮ってみてください、と言ったのですが、今回も昨年同時期の写真ということなので、技法的に進化したのか、手法を手の内にしたのか、評しようがありません。

 カラーの桜の写真(La honte)もこれ一点だけでは同様です。個人的には高橋君の個性は好ましく思っています。がんばってください。

 

 他にS君の「寂寥」…………絵作りも手堅く写真的感性も感じられる達者な写真ですが、タイトルは文学的、説明的ですね。「寂寥」という言葉の中に風景が閉じ込められています。言葉やイメージに囚われずにもっと色々な視点から果敢に自由にアプローチすれば、言葉の壁の外部からより生々しく迫力のある「もの」や「風景それ自体」が乱入してくるのではないでしょうか。

 

 以上個々の作品に即しての勝手な感想ですが、「春季展」全体の印象にもひと言。
それは、みなさん、「良い写真」、「上手い写真」を目指すのはやめましょう、ということです。自分の見つけた視覚の中にもっと驚きが欲しいです。写真とは「驚き」を表現することです。撮った者自身の瞳を惑わせる、思ってもみない生々しく不穏な感情を引き起こす「画面」が生まれて「自分に驚く」経験をしないと、写真という「場」でステップアップできないということです。
 

       
                                                                          (S45年度卒 宇野敏雄)

 

Something Nice!(ブック形式でした)

トイカメラで何気ない日常風景を切り取った写真の数々が一冊のブックになって、なんとも言えない雰囲気をかもしだしています。

そこにはデジタルでは味わえない一瞬が記録されている気がします。

もの思う

 鳥が好きで撮り始めたとのことだが、なかなか思うようなカットが撮れないようだ。カワセミが撮影のために餌付けされているという

話を聞いた。効率的に撮影するために餌付けされるのだろうか。

人間模様

 パレルモのマッシモ劇場だろうか、観客の在り方が絶妙で見とれてしまった。プリミティブな写真の役割りに触れてほっとした。

椿季展を見て 昭和38年卒・土生一俊 +

椿季展にOB4名で行ってきました。

今回は初めて昭和38年卒の土生一俊さんが足を運んでくれました。

感想をいただきましたので現役生の作品とともに掲載します。

      

  思わぬ人から電話が入った。 OB会の代表幹事の白谷氏だ。現役の写真展『椿季展』を見に来ないかという。
突然の誘いに少し面食らったが、折角なので出かける約束をした。
多分、私が長年参画して続けてきた昨年の早慶写真展に出品しなかったこと、私の体調を気にしてくれてのことかと勝手に解釈して神保町にある会場に。
 

 会場に入ると学生たちが初日前日の夕方のため、まだ慌ただしく最後の準備をしていた時だったので少々待ってから拝見することにしていたら、  OBの菊地(42卒)、白谷(45)の両氏も顔を見せにきた。
現役フリーカメラマン増田君もいたので、4人で拝見することにした。
  

 まず私が感じたことは、作品の雰囲気が我々の学生時代40−50年前とは大きく変わっていたことである。50年もの前なので当然といえば当然であるが。
 私たちの時代は学生運動、学園紛争等が盛んに行われていた時代であり、写真表現もおのずと先鋭的なもの、報道写真、ドキュメンタリーや映像論等が幅を利かせていた。まだ白黒が主流であり、カラーは後発なものであったので、色彩で見せる写真は少なく、コントラストや白や黒の濃淡で見せる表現が多かった。特に組写真は、テーマを強調、鮮明にするための構成(大小、全体と部分、アップ。ロング、時間差)等々に気をつけて、立体的に組み立てを考えていたように思う。 

 50年前の写真と現代の写真表現を論じ、比較してもあまり意味がないことであるが、今の写真(椿季展)を見て感じたことは、テーマの表現方法とか色彩表現と写真の組み方見せ方等が大分違っているなということだ。まず、色彩表現において我々に時代でいえば、調子が出てない早上げのようなパステル画のような表現がされている作品が、最近ここだけでなく若い人の写真でよく見られる。

奥や深みをベールして見せないことで安心感があるのかもしれなが、本格的な色彩感覚の写真にも挑戦してくれることも期待したい。 

 それから、テーマ、対象との距離感が意識的であるにせよ、いつもある程度の距離感を保っていることと、同じような画面での雰囲気写真が重複していることが気になった。これは組写真、連作に特徴的である。

これは、前述の今様の若者の色彩感覚、パステル画調と同じなのだと思う。一定の距離間で対峙するとは、深みや奥に近ずかないうことに同じだし、同じような写真を重複する見せ方も等質のものだと思える。      

 いずれにせよ、今の若者、大学生の気質を写真から垣間見ることは貴重な時間で楽しかった。
時代がその時に生きる若者たちをつくるのか、若者たちが時代をつくるのか。勿論、後者だろう。頑張れ若者!!
 

 

 

「それでも」

 造花のバラのように見えるマツカサだった。50mm、f1.4開放での撮影。前後のボケが気持ちいい。

2枚しか撮らなかったとのこと。もっとジックリと見つめて、もう少したくさん撮ってもらいたかった。

「レディー・フォー・ザ・ブルー」

 写真を見た瞬間「セルフポートレート?」と訊いてしまったほど似ていた。瓜二つの姉妹。

冬の空気のシットリ感を表現したかったとのことだが・・・。点数をしぼった方が良かった。

 

「La réticence」

 タイトルはフランス語で「ためらい」の意味。離陸待ちの機内からのスナップ。北海道に帰省して東京に戻るときの心情か。水滴は涙?

もっとたくさん撮りたかったが前の座席の人に叱られたので二三枚しか撮れなかったとのことだった。世の中色んな人が居るもんだ。

    

「 Arrival/Departure」

 岸に停まるボートと沖に向かうボート。透明な未知の世界に向かうボートを選ぶ撮影者だった。

「朽つ」

 タイトルは「朽ちる」の古語。稲村ケ崎の「海浜公園」に残る戦争の遺構。鎌倉のキレイなイメージを崩してみたかった。

姿勢はうれしいが説明を聞かないとさっぱり判らない種類の写真。ちょっと横浜写真の味わい。タイトルに工夫が必要か。

「殻」

 最近昔の思い出が美化されてきているとのこと。高校のときに撮った写真を加工した。中心のカットに収斂させる方法か。

「靄靄」

 もや、なんだがタイトルには深い意味が込められているようだ。もやのせいか全体にボーとしている。ピントが甘くしてあるようだ。ネガカラーで撮ってスキャナーにかけてデジタル処理をするのが普通だと思っていること。実に不思議な色彩感覚。

「はれはれ」

 ローライコードでの撮影は「より光を表現できるかな」と思ってのこと。光が滲むところなど最近のデジカメにはできない芸当だ。ハレとケ。晴れた日のハレで「はれはれ」なんだって。

「00:00:00:01」

 タイトルは映像のワンフレーム目の意味。「映像の中に写真が内包されている。動画の中から抽出したワンカットを写真という」昨今の姿勢に反撥を覚えて「写真を使って映像(動画)を想像させよう」という試み。

「 sheer/blur」

 毎回「観念的な写真」を見せられる。今回は宮沢賢治の「春と修羅」と関係しているとのこと。春なのに修羅が好き。今回も実家(猪苗代)の周辺で撮影した。

タイトルのsheerは透明なもの、blurは曖昧なものの意味とのこと。

 

 Méme 

 京都駅の古いホームでスマホに熱中する人。駅構内に居る人々が好きで撮り続けるが、肖像権などの関係で人を撮る困難さに悩む。

 

   Le boullet

 タイトルはフランス語で弾丸の意味とのこと。発音はブレで写真はブレている。中途半端な流し撮り。車輪もチョン切れていて

典型的な失敗作。でも、ブレずに人を撮り続けて欲しい。

 

「朝日新聞出版写真部の70年」展へのお誘い  昭和45年卒・白谷達也

◎品川と銀座のキャノンギャラリーの同時開催となります。

 ★銀座は一週間ですが、品川は長目にやっています。

 ★展示内容は異なりますので両会場合わせてご覧いただければ幸いです。

  ★3月12日(土)午後4時から銀座会場で、稲村不二雄さん(昭和31年卒)と白谷達也さん(昭和45年卒)のギャラリートークがあります。

 

CANON GALLERY OPEN GALLERY 1&2(品川)

写真展のご案内
 
題名  THE TIMES PEOPLE SHARED  朝日新聞出版写真部の70年
期間  2016年3月09日(水)–  2016年4月12日(火)
 
写真展概要(展示趣旨)
 
俳優・渥美清の笑顔から始まる時代を彩ったひとたち。皇室、作家、スポーツ選手、市井の人々。時代は人によって作られ、人はそれぞれの時代を懸命に生き抜く。
終戦直後の1945年12月に創設された朝日新聞出版写真部がとらえ続けた70年の蓄積。保管庫で長年眠っていたフィルム群。ルーペの中で、終戦直後から現在までそれぞれの時代の人々の姿が再び浮かび上がった。
人だけではない。世界中で空撮取材した「風船旅行」。ローマの遺跡、米国の球場、まだ生活が営まれていた頃の軍艦島。地表の造形は人類共通の記号とも読み取れる。
時を経てさらなる力を持った写真の数々。再構築されたこの展示から発表当時とはまた違う意味を感じ取っていただければ幸いだ。 

写真体裁  A2–B0 およそ80点+プロジェクターによる雑誌表紙の投影
 

キヤノンオープンギャラリー1&2
 
タイトル:THE TIMES PEOPLE SHARED 朝日新聞出版写真部の70年
 

        2016年3月9日–4月12日

 
コーナー1・表紙を飾った人々(週刊朝日、アサヒグラフ、AERA)
 
旧:渥美清、夏目雅子、キャンディーズ、高倉健、小澤征爾、手塚治虫、岡本太郎、菅原文太、尾崎豊ほか20点程度
新:この3年の週刊朝日、AERAの表紙から7–8点
 
プラス:表紙誌面をプロジェクターで投影。
 
コーナー2・写真部がテーマにしてきた5つ
 
1,高校野球:昭和、平成のスター選手たち20点
2,司馬遼太郎:司馬氏の足跡を訪ねて5?6枚
3,皇室:美智子さま(ご結婚から現在まで)
4,高度成長期のひとびと(富山治夫の現代語感など5点)
5,日本雑誌協会の受賞作
 
コーナー3・第1部
 
昭和の大作家たちのポートレイト:川端康成、三島由紀夫、大江健三郎、寺山修司、司馬遼太郎、開高健、吉行淳之介、野坂昭如、水上勉の9点
 
コーナー4・第2部
 
風船旅行:写真部が確立した空撮ドキュメンタリー。国内ほか世界各国を取材。
 

キヤノンギャラリー写真展のご案内
 
題名  PEOPLE WHO SHAPED THE TIMES  朝日新聞出版写真部の70年
期間  2016年3月10日(木)– 2016年3月16日(水)
 
写真展概要(展示趣旨)
 
終戦直後の1945年12月に創設された朝日新聞出版写真部がとらえ続けた70年の蓄積を新たに見直した。
フィルム保管庫で長年眠っていたフィルム群。ルーペの中の1カット1カットには終戦直後に始まり、高度成長期を経て現在までそれぞれの時代を彩った人々の姿が再び浮かび上がった。芸能人、文化人、政治家ら有名人、そして市井の人たち。
さまざまな著名人の家庭の夕食のだんらんを30年以上にわたって撮影し続けた「わが家の夕めし」のシリーズからは家族や仲間の普遍の愛があふれていた。
ポートレイトの数々からはそれぞれの時代の人が持つ大きなエネルギーが発散されていた。
時代は人によって作られ、人は時代の中で懸命に生き抜く。時間を経て写真は新たな力を得る。その証明をしてみたい。
 
写真体裁  A–B0 およそ35点
 
地方巡回展示予定  
キヤノンギャラリー名古屋 2016年4月28日(木)– 2016年5月18日(水)
キヤノンギャラリー梅田  2016年3月31日(木)– 2016年4月06日(水)

キヤノンギャラリー銀座、梅田、名古屋
タイトル:PEOPLE WHO SHAPED THE TIMES 朝日新聞出版写真部の70年
銀座:2016年3月10日–3月16日
梅田3月31日–4月6日(銀座と一部展示内容変更)
名古屋4月28日–5月18日(銀座と一部展示内容変更)
 
コーナー1&2 ポートレイト
 
芸能人、政治家ら有名人のポートレイト
○ポートレイト:高峰秀子、森繁久弥、山本富士子、松下幸之助、吉田茂ら
 
コーナー3 わが家の夕めし 
 
○1967年から33年間連載されたのべ1500カットのなかから小泉純一郎一家など22点
 
コーナー4 銀座の今昔 
 
○写真展の締めに新旧の写真
 

新年会を開催しました。    S48年卒・稲山正人

 梅の花が開き始めた2016年2月6日(土)、恒例のOB会新年会を高田馬場「味音」(韓国家庭料理)で開催しました。
 
 この新年会は10年ほど前にS44年卒とS48年卒がそれぞれやっていた新年会が合流して始まったもので、今回はS44卒からS50年卒まで各年度二三名ずつの参加がありました。
 
 H3年卒の参加もあり近年は比較的若い世代の方々も参加されるようになり、S48年卒の幹事としては漸く先輩気分を味あわせていただいております。

 冒頭、S45年卒の白谷氏の稲門写真クラブ活動報告を受け、同氏の乾杯の音頭で開宴。お互い近況報告など話が尽きることなく、盛況のうちS47年卒の柏木氏の記念撮影をもって中締めとなりました。
(S48年卒・稲山正人)