三田写真会、金井 三喜雄さん、 杉田 重男さんと 韓 楠洙さん(韓国)が写真展 を開催します

早慶OB写真展「写真の早慶戦」でもお世話になっています三田写真会の金井三喜雄会長と杉田重男幹事に

韓楠洙さん(韓国)三人で写真展を開催されます。

本年7月下旬に鎌倉市で<鎌倉安東(アンドン)パートナーシティー提携記念>行事が開催されます。

そして、その一環として昨年開催した写真展「韓国仮面劇の故郷へ,誘う」が一部をアレンジして「鎌倉安東文化交
流展」に参加する事になりました。
会場では,御霊神社(鎌倉市坂ノ下)のお祭りの時に開催される「面掛行列」の写真展と,「ソッテフラワー」の展示も

同時開催されます。両写真展とも韓紙(はんじ)に写真をプリントしており。また「ソッテフラワー」に使用している「花」

も韓紙で作られています。

「ソッテ」とは.竿や柱のてっぺんに木などで作られて止まっている鳥の事です。昔の韓国人たちは,天に向かって

伸びる物は神が行き来する物と信じてきました。

棒の上の鳥は神が住んでいる天と、大地を繋ぐ使者の役目を象徴しています。その様子を韓紙で作った花をあたかも

生花の様にあしらい,「<生け花>・・・の様に」アレンジしたのが「ソッテフラワー」です。

会場は,JR 鎌倉駅(東口)徒歩3分です。皆様お誘い合わせの上,ぜひご来場下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

早稲田大学写真部 七月展が開催されます

今回は新一年生含め全学年の部員が参加するので、様々な視点からの作品が見られますそうです。

ぜひOBのかたも足を運んでみてください。

場所 アート・ギャラリーCORSO

        (千代田区神田神保町3-1-6 日建ビル3F)

        http://www.lithmatic.net/lithApCorso/statics/access.html

日時 2013.7.8(月)?7.13(土)

    11:00?19:00(初日14:00 open 最終日 18:00 close)

六田知弘 展「石の記憶」

◎昭和55年卒の六田知弘さんが写真展「石の記憶」を開かれます。

 ★日時:6月1日(土)ー29日(土)まで。午前11時ー午後6時30分(日・祝日休み)

 ★場所:古美術「長野」〒107-0052 東京都港区赤坂2−23−1 アークヒルズフロントタワー1F

     03−3583−4379

現役学生の「春季展」を訪問しました

 
 
今回の春季展にはOBである平2年卒金城さんと平10年卒戸澤さんと私(平3卒増田)で伺いました。
現役生からのリクエストでミニ合評会となり、楽しい時間を過ごさせていただきました。
 
 

記:平成2年(1990年)政経卒 金城正道

 

 私たちの時代もすでにそうだったのですが、「春期展」は新2年生の展示が中心となった“新人展”であり、新歓行事に連なるイベントです。名前こそ変われ(私たちの時代には確か「4月展」だった?)次代を生み出すこのようなイベントが、脈々と受け継がれきちんと開催されていることに、ある感動を覚えます。
今回、平成25年度「春期展」の出品は、12名、35点を数えます。2年生8名、3年生4名と、やはり新2年生に勢いがあるのが心強いところです。
 
全体の印象は、概ね昨今の学生写真の雰囲気でそろっていて(人物の写真が多いのは珍しく良い傾向ですが)、その意味では特にコメントはないのですが、現役の皆さんに私のような者からアドバイスを差し上げるとすると、以下のようなものになります。
 
1.技術的なことをモノしてください
撮影・加工・プリント・展示...を通じて、思い通りのものを思い通りに表現できるようにするための、“テクニック”というものがあります。これを身に付けてはじめて、自由な表現が可能になると私は思います。そしてそれは、私だけの意見ではなく、これらを見て共感したり評価したりしてくれる世の中の人々に共通の、スタンダードな軸であると思います。
もちろん皆さんは“日芸写真学科”の学生さんではないので、工芸的なレベルにまでそれを高めてゆく必要はないのですが、でも写真って、デジタルが入ってきてからは、かなり少ない労力である程度のところまではいきなり上手にできるはずです。方法が間違ってなければ、本当に速いと思います。みなさん若いし。おつむも優良だと思うし。もうちょっとだけがんばってもらうと、とてもすばらしいことになってくると思われます。
 
 
2.優良な写真(プリント)をいっぱい見る
では、技術的なレベルをどこまで追求すればよいのか。それは、審美眼に関わってきます。審美眼を鍛える、言い換えれば“目利き”になるには、やっぱり良いモノをたくさん見るのが効率的です。幸いにも、皆さんのキャンパスは都内にあります。東京は、世界でもまれな写真都市の一つです(他はニューヨークとかパリとか)。都内にはたくさんの写真ギャラリーがあります。そこでは、毎週毎週、気合いの入った写真が膨大に掛け変わり展示されています。プロ・アマ・男・女・老・若・個人・集団・有名・無名にかかわらず、単に写真だけ見てゆけば、すごい人のすごい写真がわかるようになってくるはずです。
 
 
3.自分の写真にケチをつけてみる
いわずもがなですが、自分の“目利き”ぶりを疑ってみることは、成長に不可欠なプロセスです。表現者は自己満足に陥りがちですが、常にそれと戦ってゆかなければなりません。ここでは“テクニック”の話をしています。ソーシャルなレベルにまでテクニックを引き上げるためは、自律的にアウフヘーベンを繰り返すことです。あるレベルにまで達することができれば、あとは本当に自由な世界があなたを待っています。
 
 
 
最後に。。。
時間的、空間的な壁がグローバルにものすごく低くなっているのが今の時代です。残る唯一最大で困難な壁が「言語の壁」です。でも、写真は言語に依存しません。写真を自由自在にできるようになることは、とても力になるツールを手に入れることになると思います。みなさんの前途を祝福したいと思います。(作品タイトル/右上から「JUMP!」「コロガレびーだま」「ハイキーの祝福」) 
 


 
 
記:平成10年(1998年)教育卒 戸澤昌道
 
 

会場の雰囲気に関しては悪くないと思いますが、もう少し工夫がほしいところです。
決められたフォーマットに従うのではなく、面白いアイデアを盛り込めると楽しさが出てくるのではないでしょうか。
 
 
                 
 (作品タイトル/左上から「親子」「おもはぬ人」「武者」) 

 
 

個々の作品についてですが、以上の3点は技術的に安心して見ていられるものでした。3つの作品それぞれがカラーが異なるように見えるので、まだ写真に対して試行錯誤しているのかな?とも思いますが、ここから自分らしい方向性を見出してほしいと思います。個人的には「武者」の作風は好きなのでこの世界観の写真群を見てみたいです。「おもわぬ人」のアプローチも興味をそそります。
 
アルバム展示が2作品ありましたが、その中の「キオクノソウシツ」は作品創作への意欲を感じ、また手間の掛け方に好感が持てました。写真自体もいい写真が多いのですが、玉石混交ではあり、もう少し取捨選択した方がいいいと思えます。例えば二枚目は違和感があり、その後のいい流れをじゃましているかな?また人物の登場のさせ方が難しいと感じました。
 

現役学生 新人展が開催されます

早稲田大学写真部新人展

一年間に6回行われる早大写真部現役生の写真展、今回は今春に入った新人の作品になります。

OBのかたもぜひ昔を懐かしんで行ってみてください。

場所は文学部のキャンパス、記念会堂の裏にあるサークル棟になります。(平3卒増田)

10.8(Mon)?10.14(Sun) 11:00?20:00(初日15:00open 最終日16:30close)

早稲田大学 学生会館(30号館) B?203

www.waseda.jp/jp/campus/toyama.html

東京都新宿区戸山1?24?1

昭和32年卒の池田宏さんが写真展を開かれます

場所:フレームマン・ギンザ・サロン

中央区銀座5−1 銀座ファイブ2F 03−3574−1036

日時:2012年10月5日(金)?10月11日(木)

   期間中無休/開館時間10時?19時

   (オープン初日は12時?/最終日は17時閉館)

 中学生の時、1911?12年アムンゼン隊(ノルウェイ)スコット隊(英国)が南極点到達の探検旅行に成功したことを知り、「僕も南極探検家になろう」と心に決めた。                 

 実現したのは、東京オリンピックから3年後、N.Y.の旅行会社が募集した南極探検クルーズ。世界中の南極大陸に立ちたいと思っていた約50名の一員に加わった。

 日本では想像もつかない、美しい大自然の氷の世界に心をうばわれてしまい、恋に落ちいってしまうと、もっともっと知りたいと心が熱くなり、45年間に24回も氷の世界を訪れることになってしまった。

 日本の37倍もある氷の世界。何万年、何十万年もの氷の世界。大陸の奥から何千キロもの旅をして氷河が南極海に到達すると、風と波を利用して大自然の神が色々の美しい氷山の芸術作品を創り出す。探検船は南極海の大ギャラリーの作品の間を航行して行く。

 眼の前を通り過ぎる氷山をカメラで記録した、ほんの一部を展示してみた。

 写真に撮った多くの氷山は、北上しつつ海の水へと姿を消してしまうのだ。(池田 宏)

「春季展」を見てー昭和42年卒・漆原勝造ー

自分の作品を示してプリントの違いについて説明する漆原勝造さん。 2012.04.12「Art Gallery CORSO」

約40年ぶりに早大写真部現役の写真を見させていただきました。先ずは、全体を通しての感想です。

(1)一部作品を除くと、写真の基礎力が不足しているように感じました。

(2)ピントが必要なところにぴしゃりときていません。

(3)デジタルプリント技術がかなり未熟。しっかりとした基礎知載の上に基礎技術を積み重ねてください。 

(4)良い作品をたくさん見て(読んで)ください。写真集だけでなく生写真も(特にモノクロは)。

(5)もっと光に敏感になってください。

 昼間良い場所を見つけたら、朝なら、夕方なら、雨の日なら、逆光なら、人を入れたら、などなついて考えてみてください。更にカラーかモノクロか、等々と考えると表現域が広がります。

(6)カメラ・アングルも追及してください。

 昔、濱谷浩氏が早大写真部の例会に来た時、アドバイスの一つとして「アイレベルで撮ったら、ローングルで次は高い所に登ってハイアングルからも撮るように」とおっしゃっていました。

(7)全体的にもっと被写体にぐっと近づいてください(望遠レンズは使わず)。

 その方がテーマを見る人にハッキリと伝えやすいと思います。ロバートキャパも「写真が物足りないなと感じるならばもっと被写体に近づくことだ」とアドバイスを残しております。

 ちょっと辛口になってしまいましたが、全体的にもう少しの気配りで写真がぐっと良くなります。その芽が出かかっていますから、敢えて厳しい感想を書きました

 ついでに、展示されている写真のカラー色調があまりにもバラバラでしたので、気になって受付の方に少し質問 をさせていただきましたが要領を得ませんでしたので、プリントについてごく基本的なお約束事を書いておきます。

(1) 部室の天井照明は色評価用5000ケルビンの昼白色蛍光灯にしてありますか。(もし部屋の構造上、他の光線が入る場合は衝立かカーテンで遮ってください)

(2) そのモニター画面の周りの壁はグレー等の無彩色になっていますか。

(3)プリント作業を行う方はせめて上着はグレーか黒の無彩色にしてください。

(4)最低でも月に一度はモニター画面のキャリブレーションが必要です、その際モニター点灯してから30分以上経過してから作業に入ってください。

(5)まず、コンタクトプリント(べた焼き)を作ってください、そこからプリントする写真を選び出して、まず2Lサイズにストレートプリント(全く手を加えない画像)をして、その写真を良く見てどう手を加えるか目標をたてます。

 もしコンテストや展示用にA4以上にプリントする場合は安い紙でなく高い紙をお勧めします。比べればはっきりとその違いがわかります。(高いカメラを使って安い紙でプリントをしているアマチュアカメラマンが多いと梶原高男先生がおっしゃっておられました)。高いカメラと高い交換レンズを使い、安い紙にプリントするよりコンパクトカメラ(良心的に作られた)をいつも携帯して数多く撮り、その分プリンターが壊れるほどプリント作業を行うことをお勧めします。

 去年、川田喜久治プロとお話しした時、「いつもリコーのコンパクトカメラを携帯しているよ、しかしプリントは1枚に丸一日かける時もある」と。そしてA3にプリントされた写真(未発表)を20枚ほどを見せていただきました。紙は外国製でした。

 
 更に言いますと、来場された方々に自分の写真を見ていただくという気持ちが感じられない作品が少々です見受けられました。写真の上手下手とは違いますが、その事を今回の展示から感じました。
 
 とは言え、年6回も写真展を行っていると聞いて、その熱意に感動すら覚えました。
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 嘗て土門拳氏が「写真の批評とは自己暴露の所産である」と書いております。拙い私の写真評ですが皆さんと同じくらい写真が好きですから、恥ずかしながら以下に一部の写真について意見を述べます。

☆「位置について」横位置カラー1

市電と車3台と自転車1台が赤信号で横断歩道手前で横一列に停車しています。ただそれだけの写真で終わっています、もしその横断歩道に老犬が1匹とぽとぽと歩いているとか、何かもう一つが無いと写真として面白くないですよね、私が言いたいのは1枚の単写真にもドラマ性がほしいのです、ぐっと見る人を引き付けます。

 

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☆「待つ」横位置2枚縦位置 2枚モノクロ4枚組
 写真左2枚は比較的ノーマルトーン、右2枚は上の写真が白とび、下1枚は黒つぶれあり一種の廃屋写真と思われますが、もっとピントピシャリ、そして階調もこの場合はしっかり出したほうが良いと思います。そしてタイトルも再考を。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆「場末」 横位置モノクロ1

 場末であることはわかりました。作者はそれ以上のことを伝えたいと思ってシャッターを切ったのでしょう、それこそがテーマです。それにはこの時間帯(光線を含めて)がベストか、風景スナップのときには天候や光の当たり具合も計算に入れてください。モノクロはカラーより寡黙ですがそれだけに階調にもっと拘って下さい。

☆「花ぞ昔の」 モノクロアルバム(ポートフォリオ)24枚組
 
 最終ぺ一ジの文章で11年ぶりに訪れた故郷、さよならと眩いて去るまでの心情を書いておられ、24枚のモノクロ作品でポートフォリオ風に提示されております。24枚中4枚が包帯を巻いた指の写真で時間経過を物語らせているようです。同時出品の「ひとりぐらし」と作者は同じで、モノクロ、ローキー調と手法もほぽ同じ。私の私見ですがどちらも10枚程度に写真を絞った方が見る人により雄弁に語りかけてくると思います。このテーマからしてそんなに多くの枚数はかえって味を薄めてしまします。組写真の枚数を減らし再編集するには、あなたが尊敬する写真人にセレクトしてもらうのも有りです。あなたの世界が広がります。
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☆「雨」 横位置カラー1  
 渋谷駅前か薄暗くなった雨の横断歩道を傘をさした多数の人が歩いています。土田ヒロミ氏の作品に「砂を数える」という作品群があります。8×10で撮った克明に一人一人の顔が写っています(本人自身も合成で写りこんでいるとつい先日当の御本人にから聞きました)。しかしこの写真は単に情景写真で終わっています。雨よし、夕方よし、人ごみよし。
 もし私がこの場にいたら28ミリ単レンズをつけて人ごみの中で連続的にシャッターを切りたいと思います。ウィリアムクラインの「ニューヨーク」をどこかの図書館でご覧下さい、この写真集若き日の森山大道氏に多大の影響を与えた名作です。
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☆「午後の海岸」 横位置カラー1
 下四分の一程の所に水平線があり、上は雲が少々とあとはスッキリと晴れ渡った青空、下は茶色い砂浜です。写真の内容よりも見た瞬間にカラーバランスの崩れが目に飛び込んできます。プリント技術の中でもカラー調整は実はなかなか難しいテクニックなのです(私も苦労しておりますが)。デジタルプリントの基礎勉強をしてください。 

 

 

 

 

☆「ミントブルー」横位置カラー1枚のカラーポートレート
 まずモデルさんの左手のこげ茶のブレスレットをはずして下さい。水色の衣装の腹部のしわはシャッター前に治してあげて下さい。モデル撮影では手の扱いが難しいものです。
 全体的にもっと柔らかいライティングを。フレーミングももっと左に頭部を入れて腹部はカット、髪の毛の柔らかい質感を出すように。
 うるさいことを言ってごめんなさい。実は早大写真部にいた時はポートレートサークルに属してモデル撮影(屋外やスタジオで)を何回もやりました。ライティングやレフ板の使い方を通してもっと光に敏感になってください。リチャードアベドン写真集を一度ご覧ください、ライティングの基本です。

 

?☆「夜明け前」 横位置カラー1

 夜明け前のマンション群ですね、冷えた早朝の空気感は伝わります。露出にも工夫が感じられます。構図(私はこの言葉が嫌いですが)も悪くありません。しかしその先が無いのです、これからが作品へと続く道なのです。

?☆「allegorical photography」 モノクロ4枚組

 1枚目の写真はもっとピントをしっかり出して下さい、もっとクローズアップしてこの質感を出してほしいのです。1枚目から4枚目までの写真にもっと物語性がほしいと思います。作者はいろいろと苦労しているのは分かりますが、もっとドラマチックに展開してください。そのチャレンジ精神に次回作を期待します。
 また、モノクロ写真を額に入れるのはよしとして、ガラスでカバーされると見る人の顔や向かい側の壁面が写りこんで正しく写真を鑑賞できません、せめてガラスは無しにしましょう。
 撮影者には鈴木清と須田一政のモノクロ作品をお勧めします。モノクロトーンの中に情感がこめられています。
 最後に、「あなたの代表作は」と聞かれてチャップリンは「次回作です」と答えております。私も次回作のために明日もカメラを持って出かけるとしましょう・…
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                           【昭和42年卒 漆原勝造】

 

「第10回 写真の早慶戦」(報告)

「第10回 写真の早慶戦」が2011年10月20日(木)?2011年10月26日(水)AM10:00?PM6:00(最終日PM3:00迄、日曜休館)の六日間、新宿御苑前のアイデムフォトギャラリー「シリウス」にて開催されました。
「写真の早慶戦」は、「旧きなかま展」として1982年に行われた第1回から30年。今回の記念すべき第10回では、写真部OBである稲門写真クラブ、三田写真会のメンバーならびに現役の写真部員から130点の作品が出品されました。(W側、64点、K側、66点)
20歳代の学生(W側、2人。K側、4人)から90歳代のOB(W側、昭14卒年の原先輩。K側、昭16卒年の櫻井先輩)まで130人の作品は、自宅の庭から3.11の震災現場並びに世界各地をカバー。(ちなみにW側の作品は、南極をはじめ22点、一方のK側は、9点が海外各地で撮影。ある先輩によれば、昔はKの方が海外での撮影した作品が多かったとのこと。)
作品はW側が卒年順、K側はテーマ別に展示され、早慶の校歌、応援歌が流れる会場には、連日百人以上の人が訪れ、会期六日間で約1.100人の来場者数となり、盛況裡に終了することができました。この予想を上回る来場者数もさることながら、この写真展を機会に上京し、写真展会場並びにパーティー会場で先輩、友人と旧交を温め合い、また親戚、知人、嘗ての勤務先の知人達と歓談する皆様の姿をみて、感動を共感できる場として、この写真展が十分に機能していると実感いたしました。
(昭48卒 浅野修司 記)