第11回「写真の早慶戦」終わる。  昭和46年卒・福田和久

 

◎第11回「写真の早慶戦」終わる

昭和46年卒・福田和久

 第11回「写真の早慶戦」を10月24日より30日まで新宿区にあるアイデムフォトギャラリー「シリウス」で開催しました。
早稲田及び慶應の写真部OB/OGと現役学生合わせて124名が参加。稲門写真クラブからは60名60作品が出展されました。
 
 11回続いている写真展ですが、今回は従来とは異なる2つの試みがなされました。
 その1つは早慶が「時代」という共通テーマを設け、作品展示を行ったことです。テーマに沿った両校各10点の作品を冒頭に展示しました。
 
 稲門写真クラブは「3・11の記憶」と題し、東北大震災の現場に赴いた10名の会員が撮った写真をもって「時代」としました。
 その後に早慶各50点余りの一般作品を従来通り展示しました。
 
 
 
 2つ目の試みは、来場者に人気投票をやってもらったことです。「写真の早慶戦」と冠しているので、どちらの勝利か投票用紙に記入していただき、その票数をもって勝敗を決しようという遊び心から出たアイデアです。結果は以下のとうりです。
 
【投票総数525票。早稲田の勝ち⇒約159票。慶應の勝ち⇒約208票。残りが引き分け】
(詳報が集合写真の後にあります。是非ご覧ください)
 
 残念ながら負けてしまいました。動員力の差なのか、写真の差なのか、な?んて負け惜しみは・・・。
 
 
 
 台風の到来が心配される中、10月26日(土)に出品者をはじめとし早慶OB・OG約80名が集い恒例のパーティを開催し交流を深めました。
 開会挨拶を今回裏方当番の「稲門写真クラブ」を代表しS45卒・白谷達也代表幹事が行った後、早稲田を代表して乾杯の挨拶を出品者最長老のお一人のS30卒・島崎恒樹さんと慶應の安田菊太郎さんが行いました。
 
 
 その後パーティの半ばで、S42卒・菊池武範さんと慶應の杉田重男さんより人気投票の中間発表をし、現役代表幹事の深見弘太さんの挨拶と続きました。
「三田写真会」の金井三喜雄会長の〆のご挨拶の後、恒例のS38卒・庄村勝男さんのハーモニカ演奏と慶應の乾善明さんのエールで両校の校歌・応援歌をうたって散会しました。

⇩「都の西北」と「若き血」 ☆歌:(慶)乾さん ☆ハモニカ:(早)庄村さん⇩

 


 
 展覧会期間中の入場者数は約650名。会場のシリウスの方も驚く観客数でした。人気投票と併せて行ったアンケートでは、冒頭のテーマ部門の感想は概ね「良い」と「まあまあ良い」と好評でした。
 
 当クラブのテーマ部門については、その感想から私達のメッセージが多くの来場者に伝わっていたことが実感されました。
又、「毎回楽しみにしています」や「次回も来たい」とのエールも多く、励まされる結果となっています。 
 
 
 三田写真会と協力し、今後更に会員と来場者が共に楽しめる展覧会を目指して継続していこう、という思いを新たにしました。
 
 来場者及びご協力頂きました関係者の皆様、ありがとうございました。会員の皆様、お疲れ様でした。