◎早稲田祭に行って来ました。
平成3年卒・増田 智
ここ数年早稲田祭展を見続けていますが、年々展示状況が洗練されてギャラリーのように落ち着いて鑑賞できるようになってきました。
それに加え、今年は会場の場所が変わり新しく広い場所になり、なおかつ静かであるのもよいと思います。
ただ少しわかりづらい場所であるのがちょっと残念でした。
それでも後日現役生に聞いたら、2日でなんと600名くらいの人が来るそうです。さすが早稲田祭といったところでしょうか。
今回は新しい試みとして展示作品とポストカードの販売をおこなっていました。
ポストカードの写真は展示したものにかぎらず動物や風景もあり、一番売れた人は一人で60枚も売り上げたそうで猫の写真が人気だったそうです。
展示作品のほうは2点(別々の人)売れてそれぞれ5,000円で譲ったようです。
毎回展示方法は壁面に写真を貼るのと写真をファイリングしたブックを会場の机に並べているのですが、壁面の写真とブックが補完しあう形のものもあり撮影意図がよりくみ取れてよかったです。
今回の印象は上級生ももちろん上達した様子は感じますが、一年生がけっこう発想がおもしろかったり視点が独創的な作品を出していたので、技術面を磨いてより作品の完成度をあげたものをみたいと思います。
最後に早稲田祭は他に2つ写真展示をしている団体がありますのでそちらも見に行きましたが、展示状況や作品を人に見せる姿勢など間違いなく早稲田大学写真部の水準がぬきんでていました。
★追って、現役+OBでの合同講評会の模様を掲載します。